2009年 05月 12日
BCOV |
昨日の2回の講義に続いて、今日の午後にもミシガン大学のルアンさんの講義がありました。また、午前中には、私が16年以上前に書いたトポロジカルな弦理論の正則異常方程式(BCOV方程式)について説明してくれと言われて、即興で1時間半話をしました。種数が1の場合のBCOV方程式は、東大数理の吉川謙一さんらの仕事によって数学的な定式化ができつつありますが、種数が2以上の場合には数学ではまだよく理解されていないようです。ルアンさんは、今日の話でやっと腑に落ちたと言ってくださったので、よかったです。
午後のルアンさんの講義は2時間近くかかりましたが、最後の15分で急に盛り上がって、何か新しい展望が得られるような気になりました。ミシガン大学の数学コロキウムに呼んでくださったので、予定を工面して行きたいと思っています。
午後のルアンさんの講義は2時間近くかかりましたが、最後の15分で急に盛り上がって、何か新しい展望が得られるような気になりました。ミシガン大学の数学コロキウムに呼んでくださったので、予定を工面して行きたいと思っています。
by planckscale
| 2009-05-12 20:58