2009年 09月 30日
行列模型と自転車 |
今日から秋学期の講義が始まりました。今学期はトポロジカルな場の量子論を教えます。大学院向けですが、学部学生も混ざっているので、どのレベルを狙ったらよいかを試しながら教えています。今日は行列積分の導入部分で、ファインマン則から、摂動展開の発散などについて復習しました。
Caltechも含めて、米国の大学の講義は週3時間が標準で、たとえば私は1時間30分の講義を週2回することになります。Caltechはクォータ制なので秋学期は19回講義があります。(1学期10週間あるので本当は20回のはずですが、感謝祭の週に1回休みになるので、秋学期は19回になります。) このくらいの長さが、1区切りをつけるのにちょうどよいように思います。バークレイにいたころは、セメスター制で1学期に講義が30回もあったので、学期の終わりには息切れがしました。
IPMUでは文献紹介が始まりました。今日の担当はドメニコ・オルランドさんでした。(上の写真です。)
ところで、最近新しい自転車を買いました。クランクが少し前のほうに置かれているのが特徴です。普通の自転車はサドルのすぐ下にクランクがあるので、ペダルがうまく踏めるためには、座ったときにつま先立ちになるようにサドルの高さを調節します。これに対して、クランクが前のほうに置かれていると、かかとまで地面に付くようにしても、足を伸ばしてペダルが踏めます。また、力を入れてこぎたい時には、普通は体を前に倒しますが、ペダルが前についていると、体を立てたままでもペダルを踏み込むことができます。ちょっとした工夫ですが、乗ったときの快適さがまったく違います。もっと乗り回したいので、家から学校までの距離が短いのが残念です。
Caltechも含めて、米国の大学の講義は週3時間が標準で、たとえば私は1時間30分の講義を週2回することになります。Caltechはクォータ制なので秋学期は19回講義があります。(1学期10週間あるので本当は20回のはずですが、感謝祭の週に1回休みになるので、秋学期は19回になります。) このくらいの長さが、1区切りをつけるのにちょうどよいように思います。バークレイにいたころは、セメスター制で1学期に講義が30回もあったので、学期の終わりには息切れがしました。
IPMUでは文献紹介が始まりました。今日の担当はドメニコ・オルランドさんでした。(上の写真です。)
ところで、最近新しい自転車を買いました。クランクが少し前のほうに置かれているのが特徴です。普通の自転車はサドルのすぐ下にクランクがあるので、ペダルがうまく踏めるためには、座ったときにつま先立ちになるようにサドルの高さを調節します。これに対して、クランクが前のほうに置かれていると、かかとまで地面に付くようにしても、足を伸ばしてペダルが踏めます。また、力を入れてこぎたい時には、普通は体を前に倒しますが、ペダルが前についていると、体を立てたままでもペダルを踏み込むことができます。ちょっとした工夫ですが、乗ったときの快適さがまったく違います。もっと乗り回したいので、家から学校までの距離が短いのが残念です。
by planckscale
| 2009-09-30 13:16