2010年 05月 20日
Caltechの日本人教授 |
Caltechの生物学の教授の下條信輔さんが、ゲートルード・ボルティモア冠教授になられました。Caltechの前学長でノーベル生物学賞を受賞されたディビッド・ボルチモアさんのご母堂にちなんだ教授職のようです。おめでとうございます。
下條さんは人間の認知過程についての実験的研究をされており、日本語の本も何冊も出されています。日本でも戦略的創造研究推進事業(ERATO)のプロジェクトを指揮されたり、芸術家や文科系の研究者も巻き込んだ学際的なシンポジウムを毎年企画されたり、またロサンゼルスで芸術家とコラボレーションをして展覧会を開かれるなど、ルネッサンス的に幅広く活躍されています。
Caltechには280名ほどの助教授、準教授、教授がいますが、日本人は私を含めて4名です。
小西正一さんは鳥の聴覚の世界的権威で、昭和天皇の御在位60年を記念した国際生物学賞も受賞されています。私はCaltechに来てお会いする前に、岩波新書の『小鳥はなぜ歌うのか』で存じ上げていました。名著だと思うので、絶版になっているのが残念です。
地学・惑星学部門には、2007年に京都賞を受賞された金森博雄さんがいらっしゃいます。まだ、私がバークレイにいたころに、ミラー研究所のシンポジウムでお会いしたことがあります。
日系2世以降の先生は他にもいらっしゃいますが、日本から来た教授が全体の70分の1というのは多いと思うべきか少ないと思うべきか。
さて、昨日はCERNのサラ・パスケッティさんがポツダムにいらして、セミナーをなさいました。アルディ・ガイオット・立川の予想をトポロジカルな弦理論から理解しようという話でしたが、トポロジカルな弦理論のrefinementの操作をもっとよく理解したいと思いました。
下條さんは人間の認知過程についての実験的研究をされており、日本語の本も何冊も出されています。日本でも戦略的創造研究推進事業(ERATO)のプロジェクトを指揮されたり、芸術家や文科系の研究者も巻き込んだ学際的なシンポジウムを毎年企画されたり、またロサンゼルスで芸術家とコラボレーションをして展覧会を開かれるなど、ルネッサンス的に幅広く活躍されています。
Caltechには280名ほどの助教授、準教授、教授がいますが、日本人は私を含めて4名です。
小西正一さんは鳥の聴覚の世界的権威で、昭和天皇の御在位60年を記念した国際生物学賞も受賞されています。私はCaltechに来てお会いする前に、岩波新書の『小鳥はなぜ歌うのか』で存じ上げていました。名著だと思うので、絶版になっているのが残念です。
地学・惑星学部門には、2007年に京都賞を受賞された金森博雄さんがいらっしゃいます。まだ、私がバークレイにいたころに、ミラー研究所のシンポジウムでお会いしたことがあります。
日系2世以降の先生は他にもいらっしゃいますが、日本から来た教授が全体の70分の1というのは多いと思うべきか少ないと思うべきか。
さて、昨日はCERNのサラ・パスケッティさんがポツダムにいらして、セミナーをなさいました。アルディ・ガイオット・立川の予想をトポロジカルな弦理論から理解しようという話でしたが、トポロジカルな弦理論のrefinementの操作をもっとよく理解したいと思いました。
by planckscale
| 2010-05-20 05:36