2010年 11月 08日
超弦をめぐる冒険 |
最近発売になった丸善の雑誌『パリティ』11月号に、私のコラム記事が掲載されました。「物理っておもしろい?」と題された連載コラムで、いろいろな人が物理学の魅力を語るという趣旨だそうです。
『パリティ』というのは物理学の雑誌で、米国物理学会誌"Physics Today"の記事の翻訳もよく掲載されています。当然読者層は物理学に興味のある人なので、「物理っておもしろい?」と聞かれれば「もちろん!」という答えしかありえません。これまでの記事を拝見すると、当たり前の答えにならないように苦労されている記事も多くみられました。
私もひとひねりして、科学教育の現状について書いてみました。子どもの通っている小学校で理科教育のお手伝いをしているので、この方面の話題にも興味があります。しかし、読み直してみるとどうも言っていることがネガティブで気に入りませんでした。
そこで、その原稿は棄てて、超弦理論のようにすぐに実験で検証されないかもしれない理論を研究する楽しみは何かということを書きました。題は「超弦をめぐる冒険」。『パリティ』』の編集委員の先生からは、「物理の最先端の「わくわく」感が良く伝わり、また研究者が、まだ超弦理論で分かっていないことに挑戦してそのわくわく感を楽しんでいる様子が目に浮かび、パリティの読者層に合ったとても良いコラムですね」との評をいただきました。
よろしければご覧ください。
『パリティ』というのは物理学の雑誌で、米国物理学会誌"Physics Today"の記事の翻訳もよく掲載されています。当然読者層は物理学に興味のある人なので、「物理っておもしろい?」と聞かれれば「もちろん!」という答えしかありえません。これまでの記事を拝見すると、当たり前の答えにならないように苦労されている記事も多くみられました。
私もひとひねりして、科学教育の現状について書いてみました。子どもの通っている小学校で理科教育のお手伝いをしているので、この方面の話題にも興味があります。しかし、読み直してみるとどうも言っていることがネガティブで気に入りませんでした。
そこで、その原稿は棄てて、超弦理論のようにすぐに実験で検証されないかもしれない理論を研究する楽しみは何かということを書きました。題は「超弦をめぐる冒険」。『パリティ』』の編集委員の先生からは、「物理の最先端の「わくわく」感が良く伝わり、また研究者が、まだ超弦理論で分かっていないことに挑戦してそのわくわく感を楽しんでいる様子が目に浮かび、パリティの読者層に合ったとても良いコラムですね」との評をいただきました。
よろしければご覧ください。
by planckscale
| 2010-11-08 03:55