2013年 02月 02日
科学者の矜持 |
今日は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のドン・マロルフさんのセミナーがありました。以前ご紹介した「ブラックホールの防火壁」の話でしたが、この話題の発端を作った人なので、議論が盛り上がりました。
さて、拙著 『強い力と弱い力 ― ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く』 は1月30日に出版されましたが、三鷹ネットワーク大学アストロノミーパブの掲示板に、「たけのや」さんが、早速書評を書いてくださいました。
⇒ たけのやさんの書評
「構成がよく練られている」、「丁寧で、真摯な書きぶりに何度も助けられて読み終える事が出来ました」とのコメントがうれしいです。ありがとうございます。
昨年の2月に理化学研究所(理研)の研究員会議の年次総会で行った講演のビデオがYouTubeで公開になりました。公開から5日で、すでに1000人以上の方々にご覧いただきました。
講演をお引き受けしたときに、研究員会議代表幹事の渡邊康さんからは、
「ここ1年間に起きた様々な事柄を思い返すと,それらは私たち科学者の役割について考えさせられることばかりであることに思いいたり,その意味合いをもたせたテーマと致しました。」
ということで、「科学者の矜持」という畏れ多いタイトルをいただきました。
私のような浮世離れした研究をしているものが、このようなタイトルで話が出来るものだろうかと躊躇しましたが、「基礎研究はきっと役に立つ」「研究を真剣に楽しもう」というメッセージには参加された研究者の方々に共感を持っていただけたようでした。
このような講演をする機会をくださった理研の研究員会議幹事の皆さん、ビデオを丁寧に編集してくださった広報部の皆さん、ありがとうございました。
昨年5月にカリブ海のバージン諸島で開かれたサイモンズ・シンポジウムでの私の講演のビデオがありますので、これも貼っておきます。
⇒ このページの11番目のビデオです。
さて、拙著 『強い力と弱い力 ― ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く』 は1月30日に出版されましたが、三鷹ネットワーク大学アストロノミーパブの掲示板に、「たけのや」さんが、早速書評を書いてくださいました。
⇒ たけのやさんの書評
「構成がよく練られている」、「丁寧で、真摯な書きぶりに何度も助けられて読み終える事が出来ました」とのコメントがうれしいです。ありがとうございます。
昨年の2月に理化学研究所(理研)の研究員会議の年次総会で行った講演のビデオがYouTubeで公開になりました。公開から5日で、すでに1000人以上の方々にご覧いただきました。
講演をお引き受けしたときに、研究員会議代表幹事の渡邊康さんからは、
「ここ1年間に起きた様々な事柄を思い返すと,それらは私たち科学者の役割について考えさせられることばかりであることに思いいたり,その意味合いをもたせたテーマと致しました。」
ということで、「科学者の矜持」という畏れ多いタイトルをいただきました。
私のような浮世離れした研究をしているものが、このようなタイトルで話が出来るものだろうかと躊躇しましたが、「基礎研究はきっと役に立つ」「研究を真剣に楽しもう」というメッセージには参加された研究者の方々に共感を持っていただけたようでした。
このような講演をする機会をくださった理研の研究員会議幹事の皆さん、ビデオを丁寧に編集してくださった広報部の皆さん、ありがとうございました。
昨年5月にカリブ海のバージン諸島で開かれたサイモンズ・シンポジウムでの私の講演のビデオがありますので、これも貼っておきます。
⇒ このページの11番目のビデオです。
by planckscale
| 2013-02-02 11:49