2009年 01月 20日
弦の軌跡 |
先週の金曜日の超弦理論セミナーは、ネーサン・ベルコビッツ君でした。ベルコビッツ君はボストンの生まれで、UCバークレイで博士号を取りましたが、現在はブラジルのサンパウロの研究所の先生です。私はちょうど2年前に彼の研究所を訪問しました。昨年末に紅白歌合戦を見ていたら、リベルダージ地区の日本人街からの中継があって、ベルコビッツ君に案内してもらったことを思い出しました。
過去10年ほどの超弦理論の大きな発展の一つに、AdS/CFT対応というものがあります。AdSというのは、球の表面のようにまがった空間ですが、曲がり方が球面と逆で、球面が凸だとすると、AdSは凹のように曲っている空間です。しかしながら、AdSの中の弦の運動を記述するというような基本的な部分がまだよく分かっていません。ベルコビッツ君はこの問題に正面から取り組んでいる数少ない研究者のひとりです。金曜日のセミナーでも、最新の試みについて話をしてくれました。この試みがうまくいくと、私がハーバード大学のバッファさんと5年前にした仕事と組み合わせることで、AdS/CFT対応の証明ができるかもしれないということで、私にはとても興味のある話でした。
過去10年ほどの超弦理論の大きな発展の一つに、AdS/CFT対応というものがあります。AdSというのは、球の表面のようにまがった空間ですが、曲がり方が球面と逆で、球面が凸だとすると、AdSは凹のように曲っている空間です。しかしながら、AdSの中の弦の運動を記述するというような基本的な部分がまだよく分かっていません。ベルコビッツ君はこの問題に正面から取り組んでいる数少ない研究者のひとりです。金曜日のセミナーでも、最新の試みについて話をしてくれました。この試みがうまくいくと、私がハーバード大学のバッファさんと5年前にした仕事と組み合わせることで、AdS/CFT対応の証明ができるかもしれないということで、私にはとても興味のある話でした。
by planckscale
| 2009-01-20 00:00









