2009年 02月 12日
サンタバーバラ |
カブリ理論物理学研究所(KITP)でセミナーをするためにサンタバーバラに来ています。サンタバーバラはパサデナからは自動車で1時間半ぐらいのところなので日帰りも可能ですが、今回は超弦理論のワークショップの参加者と議論をするためにセミナーの前日から行くことにしました。午前中は研究室で仕事をして、昼ごはんの後でCaltechの輸送部に歩いて行って車を借りれば、3時ごろにはサンタバーバラにつきます。パサデナを出て40分ぐらいはロサンゼルス郡の郊外住宅地が続きますが、トパンガ渓谷のあたりから自然が多くなり、コネホ山の峠を越えるとカマリーロの先に太平洋が見えます。カマリーロは10年ほど前までは一面がイチゴ畑で、収穫の時期になると季節労働者が大勢でイチゴを摘んでいて、スタインベックの小説を思い起こさせる風景でした。数年前の不動産景気の間に、イチゴ畑の多くは住宅地に変わりました。ベンチュラから太平洋に沿った美しい道を30分ほど行くとサンタバーバラに到着です。研究所に着いたら、すぐにネーサン・ベルコビッツ君に会って、そのあと夕方まで4時間ほどAdS/CFTの証明に向けた議論をしました。
お茶の時間にはラース・ブリンクさんにも会いました。昨年12月のノーベル賞授賞式で、ブリンクさんが小林先生と益川先生を紹介したときに、授賞理由の解説の最後の部分が日本語でした。その時の話をしたら、あれはかなり練習したんだよと言っていました。
夕方にはピェール・バンホーブさんに超弦理論の摂動の高次の計算の現状について教えてもらいました。いろいろな人がワークショップに来ていて、楽しそうです。
by planckscale
| 2009-02-12 12:56









