2009年 02月 13日
サンタバーバラ その2 |
チャールス・ダーウィンとアブラハム・リンカーンは、2人とも200年前の今日(カリフォルニア時間の2月12日)に生まれました。現代社会のあり方に大きな影響を与えた2人が同じ年の同じ日に生まれていたのは面白いめぐりあわせです。
今日はKITPでセミナーをしました。東京大学の大学院生の山崎さんとの共同の仕事の解説です。セミナーのビデオをここで見ることができます。結晶の融解模型が超弦理論とどのような関係にあるかという話題です。
2003年にオクンコフ、レシェティキンとバッファは、簡単な空間の場合に、結晶の融解模型とトポロジカルな弦理論の関係を指摘しました。私はこの話を聞いて、融解した結晶の状態が、トポロジカルな弦理論ではなく、超弦理論においてどのような意味を持つのかが知りたいと思いました。そこで、バッファさんとストロミンジャーさんと一緒にこの問題を考えて、その途中で研究が方向転換をして、トポロジカルな弦理論をブラックホールの量子状態と結びつけるOSV公式を見つけることになりました。しかし、結晶の状態の超弦理論における意味は何かという最初の疑問は未解決のままでした。
昨年の秋から山崎さんがCaltechに来てくれて、共同研究ができたおかげで、2003年の結果をより広いクラスの空間に拡張するとともに、結晶の融解状態の超弦理論における意味を理解するという最初の疑問に満足のゆく形で答えることができました。山崎さん、ありがとう。山崎さんのCaltech訪問を可能にした、IPMUと東京大学のグローバルCOEプログラムにも感謝します。
セミナーの後には、AdS/CFT対応を巡る可積分性の役割についてのインフォーマル・ディスカッションがありました。カザコフさんが司会で、巧妙に参加者を挑発する発言をして、議論を盛り上げました。最先端の研究者が結集して、リラックスした雰囲気の中で議論ができるのがKITPの持ち味です。
そのあとには、またベルコビッツ君と議論をしました。
木曜日はKITPのワークショップ参加者で夕食に行くことになっています。今日はジュリア・チャイルドもお薦めのメキシコ料理店「ラ・スーパー・リカ」でした。
今日はKITPでセミナーをしました。東京大学の大学院生の山崎さんとの共同の仕事の解説です。セミナーのビデオをここで見ることができます。結晶の融解模型が超弦理論とどのような関係にあるかという話題です。2003年にオクンコフ、レシェティキンとバッファは、簡単な空間の場合に、結晶の融解模型とトポロジカルな弦理論の関係を指摘しました。私はこの話を聞いて、融解した結晶の状態が、トポロジカルな弦理論ではなく、超弦理論においてどのような意味を持つのかが知りたいと思いました。そこで、バッファさんとストロミンジャーさんと一緒にこの問題を考えて、その途中で研究が方向転換をして、トポロジカルな弦理論をブラックホールの量子状態と結びつけるOSV公式を見つけることになりました。しかし、結晶の状態の超弦理論における意味は何かという最初の疑問は未解決のままでした。
昨年の秋から山崎さんがCaltechに来てくれて、共同研究ができたおかげで、2003年の結果をより広いクラスの空間に拡張するとともに、結晶の融解状態の超弦理論における意味を理解するという最初の疑問に満足のゆく形で答えることができました。山崎さん、ありがとう。山崎さんのCaltech訪問を可能にした、IPMUと東京大学のグローバルCOEプログラムにも感謝します。
セミナーの後には、AdS/CFT対応を巡る可積分性の役割についてのインフォーマル・ディスカッションがありました。カザコフさんが司会で、巧妙に参加者を挑発する発言をして、議論を盛り上げました。最先端の研究者が結集して、リラックスした雰囲気の中で議論ができるのがKITPの持ち味です。
そのあとには、またベルコビッツ君と議論をしました。
木曜日はKITPのワークショップ参加者で夕食に行くことになっています。今日はジュリア・チャイルドもお薦めのメキシコ料理店「ラ・スーパー・リカ」でした。
by planckscale
| 2009-02-13 15:56









