2009年 02月 20日
ブラッカー・ハウス |
Caltechには8つの学生寮があって、ハウスと呼ばれています。ケンブリッジ大学やオックスフォード大学のカレッジのシステムを模範にしたそうで、ハウスごとに特色があります。ハウスは定期的に正式なディナーを開催して教授も招待されます。今日は、ブラッカー・ハウスのディナーに行ってきました。ブラッカー・ハウスは1931年に設立され、モットーは「困難でなければ価値はない」。同席した学生に聞くと、ハウスの特徴はガリ勉だそうで、学生の2割ぐらいが物理学を専攻しているそうです。(ガリ勉と物理学の相関関係は分かりません。)
右が招待状です。フォーマルディナーということで、男性はジャケットとネクタイ、女性はドレス着用です。私の他にも何人かの教授が招待されていて、一般相対性理論の大家のキップ・ソーンさんもいました。ソーンさんは半世紀前にブラッカー・ハウスの寮生だったそうです。そういえば、サンタバーバラのポルチンスキーさんも、ブラッカー・ハウスだったと思います。暖炉のある広間で歓談をしていると、奥の黒いカーテンが開いて食事の準備ができたとのアナウンスがあります。各テーブルには学生がウェイターとしてついています。食事は立派な3コース・ディナーですが、飲み物はソフトドリンクだけです。米国は21歳未満は禁酒で、少なくともこのような公式の場所では厳密に守られています。私の隣に座った学生の人は学部2年生ですが、連星パルサーを見つけて天文学会で発表をしてきたところだと言っていました。同じテーブルには15歳で入学した学生もいました。ディナーの時の話題の一つは、理論物理学におけるコンピュータの役割についてでした。
ディナーの規則というのがあって、「食べ物を投げない」というのと「食事中に宿題をしない」というのが最も重要だそうです。違反すると、水をピッチャーから20回かけられるそうです。ただし、食べ物を投げても天井にくっついて落ちてこないときには許されるそうで、実際天井に包装紙付きのバターがくっついていました。
このような寮に一緒に住んで勉強するのは楽しそうでした。
by planckscale
| 2009-02-20 14:52









