2009年 02月 24日
リサ・ランドールさん |
ハーバード大学のリサ・ランドールさんが、ゴルドン・ムーア特別栄誉客員教授としてCaltechに数か月滞在されています。この客員教授職を寄付してくださったゴルドン・ムーアさんは、以前の記事にも登場しましたが、半導体メーカーのインテルの設立者の一人で、Caltechの卒業生でもあります。
先週は、IPMU機構長の村山さんもCaltechにいらっしゃって、ランドールさんと鼎談をしました。これはそのうちに雑誌の記事になる予定です。
ランドールさんは、全米科学アカデミーの会員で、またアメリカ物理学会のリリエンフェルド賞も受賞されていますが、高校生のときにはウェスティングハウスの科学コンテストで優勝されています。ウェスティングハウスは米国の電機メーカーで、1990年代の後半に消滅しましたが、科学コンテストはインテルに引き継がれました。米国にはこのような科学コンテストがいくつかあって、高校生を科学に引き付ける役割を果たしているのはよいことだと思います。
そういえば、数年前公開になった映画「October Sky (邦題:遠い空の向こうに)」は、アパラチアの炭鉱町に育った主人公が全米科学コンテストで優勝する話でした。ソビエト連邦のスプートニク打ち上げに米国が脅威を感じた1960年代の様子がよく表れている、よい映画でした。
ところで、日本ではどうしてランドールさんと呼んでいるのでしょうか。英語の発音からすると、ランダルさんの方が近いと思いますが。
先週は、IPMU機構長の村山さんもCaltechにいらっしゃって、ランドールさんと鼎談をしました。これはそのうちに雑誌の記事になる予定です。
ランドールさんは、全米科学アカデミーの会員で、またアメリカ物理学会のリリエンフェルド賞も受賞されていますが、高校生のときにはウェスティングハウスの科学コンテストで優勝されています。ウェスティングハウスは米国の電機メーカーで、1990年代の後半に消滅しましたが、科学コンテストはインテルに引き継がれました。米国にはこのような科学コンテストがいくつかあって、高校生を科学に引き付ける役割を果たしているのはよいことだと思います。
そういえば、数年前公開になった映画「October Sky (邦題:遠い空の向こうに)」は、アパラチアの炭鉱町に育った主人公が全米科学コンテストで優勝する話でした。ソビエト連邦のスプートニク打ち上げに米国が脅威を感じた1960年代の様子がよく表れている、よい映画でした。
ところで、日本ではどうしてランドールさんと呼んでいるのでしょうか。英語の発音からすると、ランダルさんの方が近いと思いますが。
by planckscale
| 2009-02-24 10:26