2009年 05月 18日
国際会議、1日目 |
IPMUのフォーカス・ウィーク「新しい不変量と壁超え」が、今日から5日間の予定で始まりました。新型インフルエンザの流行のために、キャンセルを余儀なくされている会議もあるとお聞きしています。 (http://www.asahi.com 参照。)この会議は、事務部門の方々の万全の対策・準備、IPMU機構長と運営委員会のご配慮のおかげで、開催が可能になりました。ありがとうございます。
今回は、場の量子論や超弦理論を研究する素粒子物理学者と、微分幾何学や代数幾何学を研究する数学者との合同の会議なので、両者がうまく交流できるように工夫をしました。その1つとして、招聘講師の方々には、2時間の講演のうち、最初の1時間は広い聴衆向けの概説、その後5分間の休憩を置いて、残りの55分で最新の研究結果の報告をお願いしました。今日は、オックスフォード大学のスゼンドロイさん(上)とブリティッシュ・コロンビア大学のブライアンさん(下)の講演がありましたが、お願いした趣旨をよく理解していただき、分かりやすい講演で、私にはとても勉強になりました。また、3時のお茶の後には、戸田さん(IPMU準教授)とクレフルさん(この秋から、IPMUにポストドクトラル・フェローでいらっしゃる)の講演もありました。
新型インフルエンザが流行しているので、十分な対策が必要です。会場の2つの入り口には、消毒用アルコールも置いてあり、皆さん使ってくださっています。瓶に張ってあるのは、IPMUのシールです。宇宙船の絵がナイスタッチです。また、今回の会議では医療用マスクを700個購入し、参加者に配布しています。今日の会議の冒頭の挨拶では、マスクの正しい使い方を指導しました。皆さんきちんと着用してくださっています。
また、会場の出入り口には体温が瞬時に測定できる赤外線カメラを設置しています。この写真は、ハーバード大学のデネフさんの体温を測定しているところです。体温を測定するときには、顔の表面がカメラに写るように、マスクをはずしていただいています。指定した温度を越えた部分が赤く写るようになっています。デネフさんは平熱のようですね。このカメラは1機300万円もするそうで、今回はレンタルしました。
by planckscale
| 2009-05-18 21:35









