2009年 06月 30日
環太平洋大学協会 学長会議 |

環太平洋大学協会(Association of Pacific Rim Universities)は環太平洋地域を代表する大学の学長で構成される組織で、各国の高等教育の相互協力関係を強め、環太平洋地域社会にとって重要な諸問題に対し、教育・研究の分野から協力・貢献することを目的として1997年に設立されました。年に1回、加盟大学の学長が集合する会議が開かれます。今年の学長会議はCaltechで開かれ、31の大学の学長が集合しました。日本からは、東京大学、京都大学、東北大学、大阪大学、慶応大学、早稲田大学の学長がいらっしゃいました。
私は、今日の午後の"The Global Environment of Research"と題したセッションにパネリストとして参加しました。カリフォルニア大学ロサンゼルス校のブロック学長が司会で、私のほかに、サンタ・バーバラ校のヤング学長、サンディエゴ校のフォックス学長がパネリストでした。3人のパネリストが各々10分間の講演をし、その後で質疑討論となりました。他の2人のパネリストが学長なので、私は教員の立場から、IPMUの話も交えて、国際研究交流の経験について語りました。講演の最後に、科学の進歩には知的多様性が重要であることを指摘し、平坦化する世界の中でどのように知的多様性を促進できるかと言う問題提起をしました。これが注意を引いたようで、質疑討論の時間には、この点を巡って様々な意見を聞くことが出来ました。
夕食会はランガム・ホテルで行われ、途中でロサンゼルス市のアントニオ・ビヤライゴサ市長も登場しました。また、MITの前学長のチャールス・ベストさんの含蓄の深いスピーチを聞くことも出来ました。大学の学長の方々がどのような角度から物事を見て、どのような問題意識を持っているのかを知る、よい機会でした。
by planckscale
| 2009-06-30 14:42









