2009年 08月 01日
降ったり晴れたり |
先週はずっと晴れていましたが、今週になってから降ったり晴れたりの不安定な天気が続いています。高地で空気が薄いので、天気がよいときは気をつけないと、日焼けでひどい目にあいます。物理学センターの庭にはアスペンの木が植わっているので、ちょうどよい木陰になります。アスペンというのは日本の白樺に近い種類の木のようです。水曜日の夕方には、キッズ・バーベキューといって、子供たちにハンバーガーなどを食べさせてから、物理学の講演を聞かせています。今週は、物性物理学の先生が液晶の説明をしていました。よく工夫された講演でしたが、小学生にはすこし難しかったかもしれません。先週の余剰次元の話の方がよくわかったという子供もいました。
木曜日には、大人向けの一般講演がありました。常連の聴衆がいるようで、質問のレベルもかなり高いようです。今週は、昨年ルーセント(昔のベル研究所)からオックスフォード大学に移ったスティーブン・サイモンさんによる、トポロジカルな量子コンピュータの解説でした。ユーモアに溢れた、一般講演のお手本のような話でした。アスペンのテレビ局のウェブサイトから、ビデオを見ることができます。⇒ http://grassrootstv.org
私たちのワークショップの木曜日のプログラムは、プリンストン高等研究所の立川裕二さんによる4次元のN=2超対称性を持つ共形場の理論の話と、Caltechのアントン・カプスティンさんによるカテゴリー理論の場の量子論への応用について話でした。立川さんは、ダビデ・ガイオットさんの仕事のとてもわかりやすい解説が中心で、ご自身の仕事は最後に少し触れられただけでした。昼ごはんのときに、もっと詳しく話を聞きたいという人が何人かいたので、急遽午後にインフォーマル・セミナーをしていただくことになりました。明解な話でよくわかりました。この話にはまだまだ続きがあるようで、たとえばなぜそのようなことが起きるのか、真相を理解したいと思います。
金曜日の午後になると、週末のハイキングの打ち合わせをする声が聞こえてきます。私も以前は4000メートル級の山に登りましたが、軟弱になったので、明日はアスペン山ぐらいにしておこうかと思います。
by planckscale
| 2009-08-01 13:23









