2009年 08月 09日
40人のチェリスト |
私は日本の大学の先生のことはよくわかりませんが、米国の大学の教授の仕事には、中小企業の社長のような側面があります。取引先に不渡り手形を切られたときに会社の社長がすぐに反応しないといけないように、大学の教授にも緊急に対処しないといけない案件が飛び込んでくることがあります。アスペンに来ているからと言って、待ってくれるとは限りません。というわけで、一昨日と昨日にはCaltechと電話会議をしました。幸い無事に落ち着いて、望ましい結末になったので一安心です。やれやれ。
今日は朝からゆっくり原稿などを書いていましたが、知り合いのチェロの先生の奥様から、「今晩のコンサートは面白いからぜひ行くように」とのメールが来たので、夕方から聴きに行きました。アスペン音楽学校の生徒も含む40人のチェリストによる演奏で、前半は現代音楽などを中心に、後半はブラジルのエイトル・ビヤ=ロボスやアルゼンチンのアスター・ピアソラによる南米の民族音楽をアレンジした曲目でした。これだけ質の高いチェリスト40人の演奏を聞く機会は余りありません。ビヤ=ロボスが、ブラジルの民族音楽をJ. S. バッハ流にアレンジした『ブラジル風のバッハ』シリーズもよかったですが、圧巻はピアソラのアルゼンチン・タンゴでした。私は、ヨーヨー・マがピアソラを弾いたCDが好きでよく聴いていたので、今回の選曲はうれしかったです。指揮者も音楽学校の学生だったので、若々しい演奏を楽しみました。
ヨーヨー・マの余技といえば、ブルー・グラスのCDも好きで、時々聞いています。もちろん、彼の本業のほうはもっと素晴らしいですが。
by planckscale
| 2009-08-09 13:26









