
今日はお昼ご飯に行く途中で、コペンハーゲン出張からお帰りになったばかりのIPMUの杉本茂樹さんにお会いました。これから、京都大学の
湯川・朝永奨励賞の授賞式に行かれるところだそうです。「超弦理論を用いてハドロン(陽子、中性子、中間子などの強い相互作用をする粒子)の性質を解析する方法を開発した功績」、つまりD‐ブレーンを使った
酒井・杉本模型の構成と解析に対する授賞とのことです。自然科学、人文科学、社会科学という広い分野の若手研究者に年2件までということで、それに選ばれるというのはすばらしいことだと思います。おめでとうございます。
これから京都までお出かけとはのんびりしていますねと余計なことを言ったら、京都大学が品川に新たに開設した
東京オフィスのお披露目もかねて、都内で授賞式があるのだそうです。
杉本さんと酒井忠勝さんは、昨年には第2回
木村利栄理論物理学賞も受賞されています。重ね重ね、おめでとうございます。
お昼ごはんでは、物性研究所の押川正毅さんに超伝導についていろいろ教えていただきました。米国出張の前日のお忙しいときに、無理を言ってお時間を取っていただきました。とても勉強になりました。ありがとうございました。

今日は、ビデオ会議用のソフトウェアーが届いたので、パソコンにインストールしてみました。思ったより解像度がよく、これでも黒板がくっきりと読めます。パソコンからビデオカメラを遠隔操作して、方向を変えたりズームをしたりもできます。インターネットのバンド幅がどれだけ必要なのかが気になったので、家に帰ってからもう一度IPMUのセミナー室を覗いて見たら、まったく問題ありませんでした。