2009年 09月 12日
東京の美術館たち |
今日は午前中に中央大学を訪問し、午後からは本郷でのストリング勉強会に出席しました。「勉強会」ということで、丁寧に式を追うやりかたで、今回は東工大の伊藤克司さんが3時間かけてインスタントン解析の説明をされていました。伊藤さんのシリーズはすでに5回目だそうで、最終的にはネクラソフ公式まで行きたいとのことでした。私は、用があって途中で一時退席しなければいけなかったのが残念です。
さて、東京都内には100以上の美術館や博物館があるのだそうです。研究の合間に、いくつか訪ねてみました。
竹橋の国立近代美術館では、ゴーギャン展が開かれていました。ボストン美術館所蔵の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」も見ることができました。ゴーギャンの疑問は、IPMUの研究テーマでもあります。⇒ http://www.ipmu.jp
常設点では、20世紀の日本絵画史が通観できます。太田聴雨の「星を見る女性」では、きれいな和服を着た女性たちが天体望遠鏡を覗いています。
美術館から5分ぐらい歩いたところに、工芸館があります。ゴーギャン展のチケットで行けたので、そちらも訪ねてみました。近衛師団司令部庁舎だった建物をそのまま使っているそうで、面積は小さいながら充実した展示でした。染野義信・啓子ご夫妻の収集された陶芸作品の特別展が開かれており、学芸員によるギャラリートークを聴くことができました。陶芸への愛に溢れたすばらしい解説でした。
ミッドタウンにあるサントリー美術館では、シアトル美術館所蔵のアジア美術を拝見しました。本阿弥光悦と俵屋宗達の共作の「鹿下絵和歌巻」を一気に見ることができるのがすばらしい。また、「烏図屏風」のインパクトには驚きました。いったいだれが何の目的で描かせたのでしょうか。
この美術館は、和服を着ていくと入場料が割引だそうで、和服の人をよく見かけました。粋なアイデアです。
六本木にあった、東京大学の物性研究所や生産技術研究所の跡地に立てられた国立新美術館は、展示もさることながら、黒川紀章さんの設計された建物に興味がありました。
建物の前面は波のようにうねる総ガラスで、その中のアトリウムには巨大な逆円錐が2つあります。円錐の上部は、それぞれカフェとレストラン。調理したものがが中央のエレベータで運ばれてくることからすると、円錐の中に厨房があるのでしょうか。
木場公園の東京都現代美術館の企画展は伊藤公象さんとメアリー・ブレアさん。右の写真は、大西麻貴さんと百田有希さんのパブリック・スペースプロジェクト「夢の中の洞窟」です。
伊藤公象さんの作品は、粘土を凍らせてから高温で焼成して亀裂を生じさせるなど、自然科学者のようなアプローチが面白いと思いました。
メアリー・ブレアさんは、ウォルト・ディズニー・カンパニーで「不思議の国のアリス」、「ピーターパン」や「シンデレラ」のコンセプトアートを担当し、ディズニー映画の美しい色使いはこの人の影響が大きいそうです。また、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも担当されたそうです。ディズニーランドはパサデナからなら車で40分で行けるので、子供が小さいときには年間パスを買って何度も通いました。「イッツ・ア・スモールワールド」も10回以上見ているので、そのデザイン原画を見ることができたのは感慨深かったです。
さて、東京都内には100以上の美術館や博物館があるのだそうです。研究の合間に、いくつか訪ねてみました。
竹橋の国立近代美術館では、ゴーギャン展が開かれていました。ボストン美術館所蔵の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」も見ることができました。ゴーギャンの疑問は、IPMUの研究テーマでもあります。⇒ http://www.ipmu.jp
常設点では、20世紀の日本絵画史が通観できます。太田聴雨の「星を見る女性」では、きれいな和服を着た女性たちが天体望遠鏡を覗いています。美術館から5分ぐらい歩いたところに、工芸館があります。ゴーギャン展のチケットで行けたので、そちらも訪ねてみました。近衛師団司令部庁舎だった建物をそのまま使っているそうで、面積は小さいながら充実した展示でした。染野義信・啓子ご夫妻の収集された陶芸作品の特別展が開かれており、学芸員によるギャラリートークを聴くことができました。陶芸への愛に溢れたすばらしい解説でした。
ミッドタウンにあるサントリー美術館では、シアトル美術館所蔵のアジア美術を拝見しました。本阿弥光悦と俵屋宗達の共作の「鹿下絵和歌巻」を一気に見ることができるのがすばらしい。また、「烏図屏風」のインパクトには驚きました。いったいだれが何の目的で描かせたのでしょうか。この美術館は、和服を着ていくと入場料が割引だそうで、和服の人をよく見かけました。粋なアイデアです。
六本木にあった、東京大学の物性研究所や生産技術研究所の跡地に立てられた国立新美術館は、展示もさることながら、黒川紀章さんの設計された建物に興味がありました。建物の前面は波のようにうねる総ガラスで、その中のアトリウムには巨大な逆円錐が2つあります。円錐の上部は、それぞれカフェとレストラン。調理したものがが中央のエレベータで運ばれてくることからすると、円錐の中に厨房があるのでしょうか。
木場公園の東京都現代美術館の企画展は伊藤公象さんとメアリー・ブレアさん。右の写真は、大西麻貴さんと百田有希さんのパブリック・スペースプロジェクト「夢の中の洞窟」です。伊藤公象さんの作品は、粘土を凍らせてから高温で焼成して亀裂を生じさせるなど、自然科学者のようなアプローチが面白いと思いました。
メアリー・ブレアさんは、ウォルト・ディズニー・カンパニーで「不思議の国のアリス」、「ピーターパン」や「シンデレラ」のコンセプトアートを担当し、ディズニー映画の美しい色使いはこの人の影響が大きいそうです。また、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも担当されたそうです。ディズニーランドはパサデナからなら車で40分で行けるので、子供が小さいときには年間パスを買って何度も通いました。「イッツ・ア・スモールワールド」も10回以上見ているので、そのデザイン原画を見ることができたのは感慨深かったです。
by planckscale
| 2009-09-12 21:56









