2009年 10月 15日
京都大学に来ています。 |
京都大学の基礎物理学研究所の研究プログラムに参加するために京都に来ています。多くの参加者と議論をする機会があり、またセミナーも盛りだくさんなので、ブログを更新する機会もありませんでした。ロサンゼルスから京都に行くときには、関西空港への直行便を利用していたのですが、数年前にすべての航空会社がこの直行便を廃止してしまったので、今回は成田空港から伊丹空港への乗り継ぎになりました。IPMUが出来てから、東京に行く機会が増えて実感していなかったのですが、長時間の飛行の後に、待ち時間も含めて4時間加算されるのは不便なものです。
前回帰国したときには機上で5つ映画を観ましたが、今回の飛行機会社は私と映画の趣味が合わなかったようで、観たい映画が見つかりませんでした。しばらく前に雑誌『数学セミナー』の映画評に取り上げられていた『サマーウォーズ』は、理系の人がヒーローになっているところがよいと思いました。残りの時間は、計算と睡眠に充てました。
京都は、学生として6年間、そのあと数理解析研究所で数年すごしたので、懐かしい町です。1週間よい天気で、鴨川に沿って歩いて大学に行くのもいい気分です。今週はAdS/CFT対応とその応用に関するセミナーが多く、私には勉強になりました。またゲリー・ホロビッツさんには、一般相対論の技術的なことをいくつか教えていただき、蒙を開かれました。
京都を訪問中のマキシム・コンセビッチさんとお会いして、壁越えについての最近の研究のお話を聞きました。コンセビッチさんは、昨日東京に向かわれ、今日からIPMUで連続講演をなさっています。壁越えと言えば、今日、セルジオ・チェコッティさんとカムラン・バッファさんの論文が出ていましたね。チェコッティさんは、政治の世界から研究の世界に復帰したようで、物理学にとってはうれしいニュースです。
by planckscale
| 2009-10-15 23:51









