2009年 12月 12日
MIT 売却 |

Caltechの学生は、毎年MITにプランク(無害ないたずら)の遠征に出かけるのが恒例になっていますが、今年は失敗したようです。
今年の計画では、CaltechがMITを買収して人文学部として使うことになったという想定で、サンクス・ギビング休暇の最後の晩にMITに忍び込んでいろいろな仕掛けをすることになっていました。休暇明けにMITの学生が登校すると、正面玄関には「Caltech 東部キャンパスへようこそ!」という大きな垂れ幕がかかっていて、他の建物にも売却済みのサインが掲げられ、大学のニューススタンドには「MIT 売却」と一面に書かれた新聞が並ぶ計画でした。
しかし、垂れ幕を揚げるのに苦労しているうちに、清掃係の人たちに発見されて、警備係に通報されてしまったそうです。前回は成功したのに、残念でしたね。時々は失敗しないとやらせのようになるのでよいと思います、と書いたら負け惜しみでしょうか。
今日のセミナーは、バークレイのクリフォード・チャンさんで、アルカニ・ハメドさんやフレディ・カチャゾさんと研究されている、ツィスター空間を使ったゲージ理論のS-行列の計算の話でした。古典的な散乱振幅がツィスター空間を使うときれいに書けるのは、超対称性ゲージ理論の可積分性のためではないかと思いますが、量子振幅までうまくいくのはなぜだか分かりません。ゲージ理論の摂動展開には、まだ知られていない数学的構造があるようで楽しいです。
by planckscale
| 2009-12-12 15:00









