2010年 01月 02日
ローズ・パレード |
パサデナの正月といえば、ローズ・パレードとローズ・ボールです。パレードは、120年前に東部や中西部からパサデナに移ってきた人たちが、冬でも暖かい気候を宣伝するために始めたのだそうです。
山車の装飾は花などの自然のものしか使ってはいけないそうで、パレードの近くに行くとよい香りがします。ホンダの提供した山車は大きな帆船で、ASIMOが船長をしていました。上海の万国博覧会を記念した山車には、ジャッキー・チェンさんが乗っていました。
我が家から数ブロックぐらいのところを通るので、正月にパサデナにいるときには見に行くことにしています。今日は暖かい日で、途中で上着を取るくらいでした。
米国各地の高校や大学のブラス・バンドやチア・リーダーも通ります。今年のローズ・ボールは、オハイオ州立大学とオレゴン大学の対決なので、両校のバンドももちろんいます。フットボールの試合では、オハイオ州立大学が勝ったそうです。
日本から参加した「関西選抜バンド」も、和服や法被を着て行進していました。
今年のパレードの名誉指揮官は、昨年1月にエンジン停止になった旅客機をハドソン川に無事に着水させて、乗客全員を救ったチェズレイ・サレンバーガー機長でした。
私がパレードを見に行くようになってからは、最高裁判事だったサンドラ・デイ・オコナーさんや映画プロデューサーのジョージ・ルーカスさん、またディズニーランド50周年を記念してミッキー・マウスが名誉指揮官になったこともあります。
パレードから帰ってから、おせちをいただきました。
by planckscale
| 2010-01-02 13:28