2010年 01月 27日
IPMUフォーカス・ウィーク |
先週は2泊で東京に行って土曜日に帰ってきたばかりですが、また来週の木曜日に東京に行きます。今回は、2月8日‐12日にIPMUで開かれるフォーカス・ウィークの仕事です。以前にも宣伝しましたが、物性理論と素粒子論との境界領域の開拓を促進するための会議です。
幸いにして、すばらしい講演者に来ていただけることになりました。素粒子論では
ショーン・ハートノル(ハーバード大学)、シャミット・カチュル(スタンフォード大学、UCサンタバーバラ)、ホン・リュウ(MIT)、シラツ・ミンワラ(タタ研究所)、ボルカー・ショメロス(ハンブルクDESY)、ダム・ソン(ワシントン大学)
物性理論では、
エドワルド・フラドキン(イリノイ大学)、藤本聡(京都大学)、アレクセイ・キタエフ(Caltech)、ニコラス・リード(イェール大学)、シャオガン・ウェン(MIT)、ショウチェン・ジャン(スタンフォード大学)
が招待講演者として予定されています。このほか、素粒子論と物性理論の入門講座も企画しています。
また、パネル討論会では、お互いの分野に宿題を出し合うことを考えています。たとえば、物性物理学者が、物性現象の問題を場の量子論もしくは統計物理学の数理的問題として定式化し、素粒子物理学者にも理解でき、あわよくば解決に参加できるように出題することができればおもしろいと思います。
1900年にパリで開かれた第2回国際数学者会議では、デイビッド・ヒルベルトが23の問題を出題して、その後の数学の進歩に大きな影響を与えました。今回の宿題はそれほど大それたものになるかどうかわかりませんが、素粒子論と物性理論の共通の問題を認識する機会になるのではないかと期待しています。
by planckscale
| 2010-01-27 13:46









