2010年 03月 05日
バッハとたんぱく質 |

今日は、南カリフォルニア大学で教鞭を取られている五嶋みどりさんが、インフォーマルなリサイタルをなさるとお聞きしたので、夕方から出かけました。図書館の入り口には掲示がありましたが、あまり宣伝していないようでした。Midori Goto Quartetとありますが、実際には独奏。1時間以上の間休みなく、バッハの無伴奏バイオリン・ソナタを3曲続けて演奏してくださいました。そのあとで、生徒さん2人の演奏もありました。
昨日は、IPMUで数学者のボブ・ぺナーさんがたんぱく質の折りたたみの問題について話をされたのを、ビデオ会議で聞きました。先日、同じ話をCaltechでもされたようですが、聞き逃していたのでありがたかったです。たんぱく質の折りたたみの問題は、昔から理論物理学者も研究している古典的な話題ですが、最近は大きなデータベースもあって、その膨大な情報をどのように効率的に解析するかが問題のようです。ペーナーさんは2次面の幾何学がご専門のひとつですが、そこで開発されたファット・グラフの方法を使うと、たんぱく質の形をうまく特徴付けることができるそうです。数学と生物学の連携のよい例です。今日のお昼ごはんのときにこの話になったら、一緒にいらしたポストドクトラル・フェローのペトロ・スルコフスキーさんの奥さんがまさにこの分野のご専門であることがわかって、最新の研究についてお話を聴くことができました。
by planckscale
| 2010-03-05 15:54









