2010年 03月 13日
おめでとうございます。 |
IPMUの佐藤勝彦さんが、日本学士院賞を受賞されることになったとお聞きしました。おめでとうございます。授賞理由は以下のようになっています:
佐藤勝彦氏は、国際的に認められている業績をあげた、宇宙論研究の第一人者です。そのなかで特に有名な業績が、インフレーション理論と通称され、その後の観測によって定説となった「加速的宇宙膨張理論」です。
宇宙が膨張していることは、1929年に発表されたハブルの法則で明らかになり、その初めにビッグバンと呼ばれる爆発があったことは、1964年の絶対温度3度の宇宙背景輻射の発見で裏打ちされました。
ビッグバンがどのようにして起きたかについて、人々を納得させる理論を考え出したのが佐藤氏であり、すなわち、同氏は、力の統一理論に基づき、誕生直後の宇宙が加速的に急激な膨張を起こし、その後、宇宙は熱い火の玉となったという理論(加速的宇宙膨張理論)を、世界に先駆けて提唱しました。この理論によって、宇宙は一様な構造を示す一方、その中で超銀河団(多くの銀河の集団)などが生まれたという過程の基礎を与えました。
佐藤氏の理論は、1990年代以降に打ち上げられたNASAの宇宙背景輻射観測衛星の観測データにより、更に確かめられました。
by PlanckScale
| 2010-03-13 13:51









