2010年 04月 17日
フンボルト大学 |
アパートのインターネット接続の問題が解決しました。こうした問題に迅速に対応してくださるのは、ドイツならではのように思います。今日はフンボルト大学の勉強会に参加しました。今年度からフンボルト大学の教授になられたマティアス・スタウダッハーさんは、これまで所属されていたポツダムのマックスプランク研究所と共同で、AdS/CFT対応に現れる力学系の可積分性を追究する勉強会を月に1回開いていらっしゃいます。昨日、私がポツダムでセミナーをしたときに、スタウダッハーさんがいらして、明日フンボルト大学で勉強会があるから来ないかと誘ってくださったのです。ベルリン地域には、スタウダッハーさんやニコラス・バイサートさんなど、この方面の第1人者が集結しているので、この機会に、勉強をしようと思います。
フンボルト大学と言えば、ブランデンブルグ門につながるウンター・デン・リンデン(菩提樹通り)に面した歴史的なキャンパスが有名ですが、理工系の学部はベルリンの南東の近郊に引越しています。ガラスに覆われた建物は、斬新でオフィスからの眺めもよいですが、夏は日差しが強く、また室内が暑くなるのが困るといっていました。ベルリンでは、公共の建物には冷房を入れてはいけないことになっているのだそうです。1999年のストリング会議がポツダムで開かれたときに、暑くて閉口したことを思い出しました。
研究会に行ってみると、昨年フンボルト賞の授賞式でお会いしたファデーフさんがいらっしゃいました。私はフンボルト賞の副賞でポツダムの研究所に来ていますが、ファデーフさんはフンボルト大学に滞在していらっしゃるそうです。午前の講演は、AdS上の超弦理論の世界面上の可積分性についてで、ファデーフさんから厳しい質問が飛んでいました。私には、現在のアプローチの問題点が明らかになって、とても勉強になりました。
by planckscale
| 2010-04-17 03:07









