2010年 05月 01日
歌劇首都 と 欠陥共形場の理論 |
ポツダムへの通勤に使うSバーンの駅に、オペラの予定表が掲示してあります。ベルリンには、国立歌劇場、ドイチェ・オパー、コミッシェ・オパーの3つのオペラ座があるので、予定表も盛りだくさんです。上が4月、下が5月のポスター。Opern Hauptstadtと書いてありますが、オペラの首都という意味でしょうか。というわけでオペラに出かけようと思いましたが、調べてみると演出が過激で家族で行くには適切でないものもあるようだったので、無難なところでヨハン・シュトラウス2世の『こうもり』を観にいきました。8ユーロの席からあるので、若いカップルたちも映画を見に行くように気軽に来ている様子でした。
さて、今日のセミナーではミュンヘンのイルカ・ブルナーさんが、2つの異なる共形場の理論を張り合わせる話をしてくださいました。空間を2つの部分に分けて、その各々に異なる場の理論を置き、共形対称性が壊れないように張り合わせます。張り合っている部分を欠陥と見なして、欠陥共形場の理論と呼ぶこともあります。
欠陥の配置を変えても観測可能量の値が変わらない、トポロジカルな欠陥についての話が面白かったです。たとえば、標的空間が円のときに、円周が2倍になる理論との張り合わせはトポロジカルなのだそうです。
欠陥は境界条件の概念の拡張とも考えることができるので、Dブレーンのように弦理論の中で意味のあるものに対応していると面白いと思います。
by planckscale
| 2010-05-01 03:57









