2010年 06月 21日
ミュンヘンとシベリウス |
土曜日午前7時20分にミュンヘン発のインター・シティ・エクスプレスに乗って、ベルリンに帰ってきました。快適な列車で、論文を書いたり、来学期の授業の計画を考えたり、5時間30分を有効に使うことができました。この2週間にわたって、ボン、ハンブルグ、ミュンヘンの研究グループを訪問しましたが、各々に特長があり、様々な人と議論ができて勉強になりました。
封建制度のころからの歴史的な理由でしょうか、ドイツの大学は地方自治体の予算によって運営されています。たとえば、ベルリンの3つの大学(フンボルト大学、自由大学、工科大学)は、ベルリン市立です。そのため、1つの大学に予算が集中すると言うことがなく、各研究グループの特色が生かされているようです。学問の進歩のためには研究の多様性も大切なので、ドイツの状況は健康的だと思いました。
ベルリンのアパートに到着したのが午後1時30分で、ちょうどワールド・カップで日本対オランダの試合が始まったところでした。日本チームはがんばったので、次の対デンマーク戦がたのしみです。
夕方には、ジャンダルマン・マルクト広場にあるコンツェルトハウスの演奏会に行きました。前半の2曲目はビクトリア・ムローバさんによるシベリウスのバイオリン協奏曲。シベリウスはドイツ人にはあまり受けないと聞いていたのですが、先月のベルリン・フィルハーモニーの演奏会でもシベリウスの交響曲でしたし、最近注目されているのでしょうか。ムローバさんは安定した弓さばきで、ゆったりした気分で聴いているうちに、旅行疲れのせいか不覚にもうたた寝をしてしまいました。
by planckscale
| 2010-06-21 00:21









