2010年 08月 15日
天文学・天体物理学、次の10年 |

宇宙空間からの観測の第1位は暗黒エネルギー観測のJDEMを発展させたWFIRSTでした。重力レンズを観測する技術が、太陽系外惑星の探査にも使えるらしいです。
Caltechが関係しているレーザー干渉型宇宙アンテナ(LISA)は第3位で、以前より順位がくり上がっているようです。
地上からの観測では、超巨大望遠鏡は第3位でした。米国には、Caltechやカリフォルニア大学が推進している30メートル天体望遠鏡(TMT)と別のグループの巨大マゼラン望遠鏡(GMT)の計画があります。ヨーロッパには40メートル級の望遠鏡(E-ELT)の計画があるので、10ヵ年計画では、連邦基金はTMTとGMTのどちらを支援するかを決めるよう求めていました。
中規模プロジェクトでは、Caltechとコーネル大学が中心になって進めているCCATが第1位になっていました。


by planckscale
| 2010-08-15 00:53