2011年 01月 02日
海南島、その4 |

海岸は白い砂浜。寒流の流れるカリフォルニアと違って、南シナ海の水は温かいので、気持ちよく泳げます。家族連れで会議に参加されている方々も満足そうでした。
私の講演は、シンポジウム2日目の午前中にありました。参加者のほとんどが数学者なので、どのような講演にしようか悩みました。講演内容の候補が2つほどあって、どちらにしようか最後まで逡巡しました。
12月の初めのころのブログを見てみると、シンポジウムの講演の内容を考えたと書いていました。しかし、そのときに予定していた話は、スライドまで作ったのですが、結局お蔵入りにしました。いつか別な機会にお話できればと思います。
悩んだ末の講演のタイトルは「拓扑弦理论」。
その日の夕方のパーティで、整数論の大家のジョン・テイトさんが私の席までいらして、「弦理論のことはわからないが、あなたの講演はとても興味深かった。」 といってくださったのは、うれしかったです。
テイトさんと老酒で乾杯しました。


by planckscale
| 2011-01-02 00:42