2011年 03月 07日
サンタバーバラ、プリンストン、ワシントンD.C. |

先々週は、木曜日の夜 (日本時間では、金曜日の午後) にテレビ会議による東京大学の今学期最後の講義を終え、金曜日の午前6時に車でサンタバーバラに向かいました。
金曜日の早朝から土曜日の午後まで、某組織の委員会の会議。土曜日の夕方にパサデナに帰って、一晩だけのんびり。
日曜日の午前6時には車が迎えに来て、ロサンゼルス空港からニューアーク空港へ。空港でレンタカーを借りて、プリンストンに着いたのは午後6時でした。
月曜日にはプリンストン大学でセミナー。プリンストンは、私が米国で初めて暮らした町なので懐かしいです。
Caltechの素粒子論研究室の改装工事を担当している設計事務所が、プリンストン大学の金融工学研究所の建物を設計したそうなので、見に行きました。上の写真はそのそばにあった、リチャード・セラの彫刻。Caltechでも、篤志家の方がセラの彫刻を寄付してくださることになっていたのですが、学生や教授の反対運動があって取りやめになりました。
高等研究所では何度もセミナーをしたことがあるのですが、大学のほうでセミナーをするのは、1993年以来です。
セミナーには、高等研究所からマルダセナさんやザイバーグさんもいらっしゃって (ウィッテンさんは、スタンフォード大学にご出張のようでした)、セミナーの後にもたっぷり議論をしていただいて、とても勉強になりました。夕方には、山崎雅人さんやザイバーグさんたちと、パルマー広場のレストランに行きました。
火曜日の朝は、また早起きしてレンタカーでワシントンD.C.に向かいました。プリンストンからアムトラックでワシントンに向かうことも考えたのですが、列車の本数が少なかったので、レンタカーにしました。けれども、プリンストンの人々によると、トレントンまでタクシーで行けば、ワシントン行きのアムトラックは毎時あるとのこと。次回からはそうしましょう。
プリンストンからワシントンまでは、インターステート95で約4時間。フィラデルフィアのあたりで交通渋滞に巻き込まれてはらはらしましたが、何とか予定通りにワシントンに到着。
昼食後にCaltechの業務を済ませて、ダレス空港に向かうと、ひとつ前の飛行機に乗れたので、午後9時にはパサデナに帰ることが出来ました。
パサデナに戻ってからも、委員会やらでばたばたしていて、ゆっくり研究のことが考えられたのは金曜日ぐらいでした。
今日は、またこれからロサンゼルス空港に向かいます。


by planckscale
| 2011-03-07 12:42