2011年 03月 08日
東京 |
子供が青少年オーケストラの合宿に行っていて、日曜日にアローヘッド湖畔の教会で仕上げの演奏会があったので応援に行きました。ロサンゼルスの近郊ですが、標高が1500メートルの山の上なので、かなり雪が積もっていました。2泊3日の合宿でしっかり練習したので、きちんとそろった立派な演奏でした。よくがんばりましたね。
パサデナに帰って、バーベキュー。その後、ロサンゼルス空港に向かって、午前1時発の飛行機で羽田に向かいました。
羽田に着いたのは火曜日の朝5時30分。そのまま宿に向かって、メールをチェックすると、時差の都合で出席できないと思っていた委員会の時間が変更になっていたので、電話で会議に参加。
会議を終えてから、IPMUに行きました。昼食の後は、駒場の奥田拓也さんのセミナー。4次元のN=2の超対称性共形不変性を持つゲージ理論のウィルソン・ループの期待値の計算が行列模型に帰着することは知られていましたが、トフーフト・ループの期待値も行列模型の計算になるという話でした。用があってセミナーの最後の部分 (おそらく、トフーフト・ループに関連したソリトン解のモジュライ空間上の積分が行列積分になることの説明だったのだろうと思います) が聞けなかったのが残念でした。夕方には、IPMUの村山斉機構長の「新書大賞2011」の贈賞式と記念講演会が、八重洲のブックセンターで開かれたので、お祝いに参加しました。村山さんの夢のあるユーモアにあふれた講演に、会場は沸いていました。おめでとうございます。
記念講演会の様子は、ニコニコ動画で生放送されていたそうで、質疑応答の時間に、視聴者からの質問が1つ代読されていました。「宇宙人はいると思いますか」という変化球の質問でしたが、村山さんは、最近の地球外惑星の発見と結びつけた見事な回答をなさっていました。
by planckscale
| 2011-03-08 20:38









