2011年 04月 04日
真理はあなたたちを自由にする。 |
日曜日の日本経済新聞に滝順一論説委員が、「いま科学者の役割は何か」との時評を書いていらっしゃいました。
英国でサイエンスカフェなどの活動が始まったのは、BSE(牛海綿状脳症)問題で科学者への信頼が傷ついたことへの反省からであることに触れ、「みなが知りたいと思っている話題に適時にこたえないのでは、こうしたアウトリーチ活動もしょせん自分の研究の宣伝のためにすぎなかったということになる。」と書かれています。
「物理学や生物学などに携わる人たちなら、原発の設計や安全は専門外だとしても、核反応や放射線については、普通の市民より詳しい知識を持っているはずだ。」
「先行きなど東電の幹部とて明言できない。だれにもわからないことだ。わからない中で手探りにでも市民といっしょにこの問題を考え、悩んでみようとは思わないのか。」
おっしゃるとおりだと思います。
私の身近な科学者でも、物理学者の早野龍五さん(3月15日の高い放射線レベルについての連続ツィート)や天文学者の牧野淳一郎さん(公開用日誌)は、まさしくそのような情報を発信していらっしゃいます。また、放射線計測を専門とする研究者が各地の放射線量などの観測結果をまとめられたページもあります。
「真理はあなたたちを自由にする」というのは『ヨハネによる福音書』の言葉ですが、私の所属するCaltechのモットーでもあります。知ること、知らしめることを恐れていては、自由な社会とはいえないと思います。また逆に、真実は自由な情報の交換によって、はじめて到達できるものだと思います。
これは、非常時であるからといって変わるものではないと思います。
英国でサイエンスカフェなどの活動が始まったのは、BSE(牛海綿状脳症)問題で科学者への信頼が傷ついたことへの反省からであることに触れ、「みなが知りたいと思っている話題に適時にこたえないのでは、こうしたアウトリーチ活動もしょせん自分の研究の宣伝のためにすぎなかったということになる。」と書かれています。
「物理学や生物学などに携わる人たちなら、原発の設計や安全は専門外だとしても、核反応や放射線については、普通の市民より詳しい知識を持っているはずだ。」
「先行きなど東電の幹部とて明言できない。だれにもわからないことだ。わからない中で手探りにでも市民といっしょにこの問題を考え、悩んでみようとは思わないのか。」
おっしゃるとおりだと思います。
私の身近な科学者でも、物理学者の早野龍五さん(3月15日の高い放射線レベルについての連続ツィート)や天文学者の牧野淳一郎さん(公開用日誌)は、まさしくそのような情報を発信していらっしゃいます。また、放射線計測を専門とする研究者が各地の放射線量などの観測結果をまとめられたページもあります。
「真理はあなたたちを自由にする」というのは『ヨハネによる福音書』の言葉ですが、私の所属するCaltechのモットーでもあります。知ること、知らしめることを恐れていては、自由な社会とはいえないと思います。また逆に、真実は自由な情報の交換によって、はじめて到達できるものだと思います。
これは、非常時であるからといって変わるものではないと思います。
by planckscale
| 2011-04-04 13:59









