2011年 05月 16日
弦理論の3世代: 0日目 |
私が大学院に入学した1984年は、マイケル・グリーンさんとジョン・シュバルツさんが超弦理論のアノマリー相殺機構を発見し、超弦理論が素粒子の究極の統一理論の候補として躍り出た年でした。一挙に新しい研究のフロンティアが開けたことは、そのころ研究者の卵だった私たちにとって幸運なことでした。それから年月がたって、私たちも50歳前後になったということで、パリの郊外の研究所 IHÉS で、記念の国際研究会を開いてくださることになりました。(私は今年はまだ49歳ですが、組織委員の方が、2パーセントの誤差は許すとおっしゃってくださいました。)
私たちの世代の講演者は、ベルコビッツさん、ダイグラーフさん、ダグラスさん、クレバノフさん、ムーアさん、シャタシュビリさん、バッファさん、エリックとハーマン・フェアリンデさんです。
一人ひとりについて、先生に当たる研究者と、生徒に当たる研究者を決めて、3世代の集まりをしようという趣向です。
私にも、組織委員会から、チーム・メンバーを選べというご連絡がありました。江口徹さんを先生としてお呼びすることは当然のことですが、生徒に当たる人を誰にするかについては、組織委員の人たちと相談しました。
私は立川裕二さんの指導教官ではありませんでしたが、2005年の秋にサンタバーバラのカブリ理論物理学研究所(KITP)で超弦理論の数学的構造についてのプログラムを開いたときに、立川さんを Graduate Fellow として受け入れる責任者になっていたので、拡大解釈して生徒枠でお呼びすることになりました。
先生の世代の講演者は、江口さんのほかに、ファデーフさん、シェンカーさん、ドウィットさん。生徒の世代の講演者のリストには、デネフさんや、バラスブラマニアンさん、ディヤコネスクさん、イントリリゲーターさんなどの名前も載っています。
明日からの会議が楽しみです。
by planckscale
| 2011-05-16 04:55









