2011年 09月 14日
改装工事 |
先々週の木曜日からIPMUに行っていましたが、東京にいる間は毎日忙しくしていて、ブログを更新していませんでした。先週の土曜日の飛行機でカリフォルニアに戻ってきたところです。
さて、Caltechの私の研究室では6月の後半から改装工事が始まっていました。夏休みの間は、別の場所に仮のオフィスをいただいていましたが、後10日で完成した研究室に戻ることができるはずです。
しばらく前から研究室の改装をしたいと思っていましたが、昨年度に大学当局に予算申請をしたところ120万ドルの予算を付けてくださいました。
まず、秋学期の初めに設計会社の入札を始めて、書類審査を通った3社に面接をしました。どの社も、立派なプレゼンテーションをしてくださいましたが、その中で特に研究者の意見をよく聞いてくれて、しかも工事のマネージメントもしっかりしている印象を受けたフレデリック・フィッシャー&パートナーズにお願いすることにしました。⇒ Frederick Fisher and Partners
今年の1月から本格的に設計を始めましたが、Caltechでの定期会合にはプリンシパルのフィッシャーさん自身が毎回出席してくださり、斬新なアイデアを出してくださいました。
プリンストン大学やMIT、IPMUなどに行ったときには、研究室の写真を撮って、設計の参考にしました。
理論の研究者にとっては黒板が大切なことを力説して、いろいろな大学にいる友人に黒板の使い具合について問い合わせたり、いくつかの業者に資料を請求したりしたので、フィッシャーさんは「おかげで黒板について学術論文がかけるほど詳しくなった」とおっしゃっていました。
実際の工事は、春学期の授業が終わって、セミナーなどの研究室の行事も休みになる夏学期中に行うことにしました。私自身も、夏休み中は、IPMUやアスペンに行ったり、ヨーロッパでの会議への出張もあって、ほとんどCaltechにいませんでしたが、フィシャーさんの設計会社から定期的に連絡があって、工事も問題なく進んでいました。
今日は建築現場の視察をしました。すばらしいできばえで、研究室に戻るのが楽しみです。
さて、Caltechの私の研究室では6月の後半から改装工事が始まっていました。夏休みの間は、別の場所に仮のオフィスをいただいていましたが、後10日で完成した研究室に戻ることができるはずです。
しばらく前から研究室の改装をしたいと思っていましたが、昨年度に大学当局に予算申請をしたところ120万ドルの予算を付けてくださいました。
まず、秋学期の初めに設計会社の入札を始めて、書類審査を通った3社に面接をしました。どの社も、立派なプレゼンテーションをしてくださいましたが、その中で特に研究者の意見をよく聞いてくれて、しかも工事のマネージメントもしっかりしている印象を受けたフレデリック・フィッシャー&パートナーズにお願いすることにしました。⇒ Frederick Fisher and Partners
今年の1月から本格的に設計を始めましたが、Caltechでの定期会合にはプリンシパルのフィッシャーさん自身が毎回出席してくださり、斬新なアイデアを出してくださいました。
プリンストン大学やMIT、IPMUなどに行ったときには、研究室の写真を撮って、設計の参考にしました。
理論の研究者にとっては黒板が大切なことを力説して、いろいろな大学にいる友人に黒板の使い具合について問い合わせたり、いくつかの業者に資料を請求したりしたので、フィッシャーさんは「おかげで黒板について学術論文がかけるほど詳しくなった」とおっしゃっていました。
実際の工事は、春学期の授業が終わって、セミナーなどの研究室の行事も休みになる夏学期中に行うことにしました。私自身も、夏休み中は、IPMUやアスペンに行ったり、ヨーロッパでの会議への出張もあって、ほとんどCaltechにいませんでしたが、フィシャーさんの設計会社から定期的に連絡があって、工事も問題なく進んでいました。
今日は建築現場の視察をしました。すばらしいできばえで、研究室に戻るのが楽しみです。
by planckscale
| 2011-09-14 13:31