2011年 10月 06日
ストーニー・ブルック |
ニューヨーク市の近郊のストーニー・ブルック大学にコロキウムに行っていました。帰りの飛行機の中でこのブログを書いています。ユナイテッド航空のロサンゼルス⇔ニューヨーク便は、機内でインターネットが使えるので、便利なのだかどうなのか。ストーニー・ブルック大学には、著名なヘッジファンドの会社『ルネッサンス・テクノロジー』の経営を最近退かれたジム・サイモンズさんが出資された新しい研究所、Simons Center for Geometry and Physics (サイモンズ幾何学物理学研究所)があります。昨年ストーニー・ブルックを訪問したときには、研究所の建物はまだ建設中で、所長のジョン・モーガンさんに工事現場を案内していただきました。 ⇒ そのときの記事
Simons Centerの建物も立派に完成して、素敵な空間になっています。上の写真は、5階から3階の交流広場を見下ろしたところ。1階と2階に大講義室などがあって、3階から5階までが研究者のための空間、交流広場を囲んで居室があるところなどは、IPMUの建物と似ています。
個々の研究室を訪問して専門分野の人向けに話をする通常のセミナーと違って、コロキウムは学部全体が対象なので、別な準備をする必要があります。物理学の全ての分野の先生から大学院生、学部学生も聞きに来るので、やさしい話から説き起こして、最新の話題にまで持っていく必要があります。
今回講演の題名はGravity's Hologram (重力のホログラム) で、以前にIPMUの広報誌IPMU Newsに書いた解説記事の内容を膨らませた講演をしました。右の写真は、Simons Centerのロビーに表示された私のコロキウムの広告。
IPMU Newsと言えば、たまたまSimons Centerを訪問していた数学者のマイケル・アティアーさんにお会いしたら、IPMU Newsを毎号楽しみにしているとおっしゃっていました。特に、科学解説の記事がわかりやすくてよいとのことでした。アティアーさんは、広報誌を受け取ると普通はそのまま捨ててしまうのだが、IPMU Newsだけは取っておいて読むのだとのこと。Simons Centerの所長のモーガンさんも、Simons Centerでも、アウトリーチ活動としてこのような広報誌が作れればよいのだがとおっしゃっていました。
by planckscale
| 2011-10-06 02:20









