2012年 02月 12日
重力のふしぎ |
金曜日の夕方には、新宿の住友ビルにある朝日カルチャーセンターで「重力のふしぎ」と題した講座を担当しました。重力は私たちにとって身近な力ですが、実は、いろいろと不思議な性質を持っている。しかも、それが、自然界の基本法則を探求する物理学の最先端の問題と結びついています。
今回の講義は、私の選んだ重力の七不思議から始めて、アインシュタインの特殊相対性理論、一般相対性理論、ブラックホールとビッグバンという、オーソドックな流れでした。大学では一年間かけて教える内容を1時間30分でカバーするので、説明の仕方を工夫しました。
新宿教室の会場に行くと、一番大きな部屋がほぼ満員。参加者の皆さんから「楽しもう」という気分が伝わってきて、最初から盛り上がりました。スライドは204枚用意しておきましたが、ピッタリ1時間30分で終わり、そのあと1時間質疑応答がありました。
参加者の皆さんとても熱心で、質問のレベルもとても高く、2時間30分があっという間にたちました。
よい質問をされる方がいらっしゃると思ったら、このブログに時々コメントをしてくださるとねさんでした。とねさんの科学ブログ仲間の271828さん、rikunoraさんもいらっしゃり、その後にはオフ会をなさったそうです。
とねさんとrikunoraさんは、早速ブログに参加報告を書いてくださいました。
⇒ とねさんの参加報告、
⇒ rikunoraさんの参加報告
また、271828さんには手作りのジャムをいただきました。とてもおいしくいただきました。ありがとうございます。⇒ 271828さんのジャム作りの記事
同じようによい質問をたくさんしてくださった、三鷹ネットワーク大学アストロノミーパブのたけのやさんも、参加報告を書いてくださいました。
⇒ たけのやさんの参加報告
たけのやさんは、宇宙膨張の1次元模型をお持ち帰りになったのですね。あれは、浅草橋のシモジマで買ったゴムひもでした。
今回の講義は現代重力理論の入門編で、1960年代の後半のホーキングとペンローズによる「ビッグバンの証明」で終わりました。
次回、6月2日(土曜日)には、「重力をめぐる冒険」と題した講義を行います。今回は1時間30分でしたが、次回は午後3時30分から7時30分までなので、4時間たっぷりとお話できます。
今回の復習からはじめて、究極の統一理論とされる超ひも理論にいたる、過去百年間の物理学者たちの冒険をたどる予定です。
申し込み受付は2月21日開始だそうです。
by planckscale
| 2012-02-12 14:18









