2012年 06月 17日
パレスチナ自治区 |

ベツレヘムは、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区の中にあります。
2000年以前には比較的出入りが自由だったそうですが、その後のパレスチナとイスラエルとの対立により、イスラエル側が境界に壁をめぐらせ、検問を設けて交通を制限するようになったのだそうです。
イスラエル側から案内して下さった方はパレスチナ自治区の中に入ることはできず、ベツレヘムではキリスト教系のパレスチナ人のガイドをお願いしました。
左の写真は、上がイスラエル側から見た壁、下がパレスチナ側から見た壁です。両者の見解の相違を象徴しているかのようです。
テルアビブからフランクフルトに向かう飛行機は午前5時発でしたが、保安検査のため3時間前の午前2時に空港に行きました。厳密な検査に、アラブ諸国に囲まれているイスラエルの緊張感を感じました。
イスラエル滞在中には、宗教や民族の問題について考えさせらることが多かったのですが、それについてはまた別な機会に書くことにします。


by planckscale
| 2012-06-17 13:47
|
Comments(0)