2012年 11月 03日
アメリカ数学会フェロー |
アメリカ数学会は1988年に設立され3万人以上の会員を擁する世界最大の数学者の学会です。アメリカ物理学会や化学会など米国の主要な学会では、各々の学問への顕著な貢献をした研究者を讃えるために、毎年フェローを選定しています。
アメリカ数学会にはこれまでこのような制度はありませんでしたが、今年度から「フェロープログラム」をはじめることになり、私も初代のフェローの一人に選ばれました。
東京大学では、数理科学研究科の儀我美一さんも同じくフェローに選ばれ、東京大学の広報ウェブサイトからカブリIPMUと数理科学研究科の共同の記者発表がなされています。
⇒ 東京大学本部からのプレスリリース
カブリIPMUの村山斉機構長からは、このような談話をいただきました:
「これは大変めでたいニュースです。私もアメリカ物理学会のフェローに選ばれましたが、研究者のコミュニティーで主要メンバーとしての『お墨付き』を戴いたと思っています。アメリカ数学会はこの伝統がなく、今年初めてのことなので、特に慎重に候補者を選んだに違いありません。そこに物理学者である大栗氏が入ることは、アメリカ数学会が物理学との連携を大事に思っていることの証拠であるだけでなく、大栗氏の数学への大きなインパクトを物語っています。バークレイでも Kavli IPMU でも同僚・先輩である大栗氏を大変誇りに思います。」
また、カリフォルニア工科大学からも報道発表がありました。
⇒ カリフォルニア工科大学からのプレスリリース
今回選出された初代フェローは、2013年1月に米国サンディエゴで開催されるアメリカ数学会とアメリカ数学協会の合同会合で正式に任命される予定となっています。
そういえば、5年前にアメリカ数学会からアイゼンバッド賞をいただいたときの授賞式もサンディエゴでした。
物理学者でありながら数学における業績も評価していただけて、とても光栄です。これを励みに、物理学や数学の研究にさらに精進していきます。
by planckscale
| 2012-11-03 14:29









