2013年 04月 17日
高校での物理 |
もう1ヶ月ぐらい前になりますが、山梨県の甲府南高校の生徒さんたちが、Caltechの私の研究室にいらっしゃいました。1時間の講演の後、30分の質疑の時間を持ちましたが、スーパーサイエンス・ハイスクールだけあって、皆さんよく勉強なさっていて、質問もすばらしいものでした。将来が楽しみです。
しかし、日本の高校の理科教育一般については、心配なこともあります。
米国物理学協会の調査によると、米国の高校で物理を選択する生徒の数は、この20年間で倍増しているそうです(右の図)。これに対し、日本学術会議の調査によると、日本の高校における物理履修者の比率は、1970年代には8割から9割だったのが、現在は2割以下になっているそうです。
日本の高校では「理科基礎」や「理科総合」という必須科目もあるので一概に比較できないのかもしれませんが、物理履修率の劇的な減少は心配です。
よいニュースとして、カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、カナダ、日本、中国、インドが協力して、ハワイのマウナケア山頂に計画している30メートル望遠鏡(TMT)建設の正式許可がおりたそうです。2021年完成予定だそうで、楽しみです。⇒ 「ネイチャー」誌のニュース・ブログ
by planckscale
| 2013-04-17 00:22









