2013年 09月 12日
クェーサー 50周年記念 |

日曜日にパサデナに戻ってきました。月曜日と火曜日には、Caltechでクェーサー50周年記念のシンポジウムと晩餐会がありました。
Caltechのマーティン・シュミットさんは、1963年に「3C273」と呼ばれる天体が、地球から数十億光年離れた位置にあることを発見しました。そんなに遠いのに、12.9等級と明るいのは普通の星ではありえないと話題になりました。
私が小学校の頃に読んだ本にも、「あなたが大きくなったら、勉強してその謎を解明しましょう」と書いてありました。
実は、3C273は太陽の9億倍程度の質量を持つ巨大ブラックホールで、その光は回りながらブランクホールに落ちていくガスから発せられたものでした。
シュミットさんの発見は、観測可能な宇宙の範囲を大きく広げ、また巨大ブラックホールという驚くべき現象を明らかにしました。今日でもクェーサーは天文学の重要な研究対象になっています。
下の写真は、Caltechの教員会館で開かれた晩餐会で、クェーサーの意義について語るシュミットさんです。

by planckscale
| 2013-09-12 12:31









