2013年 09月 20日
基礎物理学研究所60周年 |

基礎物理学研究所(基研)の60周年記念行事で京都に行っていました。
イタリアでILC(国際線型加速器センター)の会議に参加している村山斉機構長の代理で、カブリIPMUを代表してご挨拶しました。また、60周年記念討論会にパネリストとして参加しました。基研は数年前から長期滞在型プロジェクトをはじめ、成功しているようです。それをどのようにしてよりよいものにしていくか。国内の若手研究者にも、基研の活動に参加してもらうにはどうしたらよいか。また、分野間の交流のあり方など、様々な分野について2時間の議論が続きました。皆さんが基研を大切に思う気持ちが伝わる討論会でした。
個人的には、田崎晴明さんの統計物理学の基礎に関する講演、また益川敏英さん(上の写真の右)の記念講演と、佐藤文隆さん(左)のスピーチがとくにおもしろかったです。
文隆さん(と皆さんお呼びしています)にお会いしたら、1985年にスティーブン・ホーキングさんが来日されたときに、文隆さんや私が一緒に写った写真をくださいました。

60周年といえば、今日9月20日はブルーバックスの50歳の誕生日ですね。
私はブルーバックスとほぼ同い年で、小学校高学年の頃には、ブルーバックスを読んで物理学への興味を持つようになりました。そのため、先月ブルーバックスから『超弦理論入門』を上梓できたことは、とりわけ感慨深いです。
基研の60周年記念行事の帰りに、京都大学の書籍部によったら、この本が新書1位になっていました。先日東京大学に行ったときにも、書籍部で新書1位でした。上の写真で、左が東京大学、右が京都大学です。両大学の方々にも、数多く手にとっていただけて、嬉しいです。
昨年、ヒッグス粒子の発見を題材に『ローリング・イン・ザ・ヒッグス』 (英国出身のシンガー・ソングライターのアデルさんの曲『ローリング・イン・ザ・ディープ』の替え歌) をYoutubeで発表した大学院生のティム・ブレイスさんが、新作を発表しました。拙著『超弦理論入門』出版にあわせたかのように、超弦理論を題材にした『ボヘミアン宇宙』。こちらは、クィーンの『ボヘミアン・ラプソディ』の替え歌です。
途中で「南部‐後藤、南部‐後藤」と、この分野の開拓者の名前が出てくるのも嬉しいです。とてもうまくできているので、まずは聞いてみてください。
by planckscale
| 2013-09-20 19:50









