2014年 02月 18日
日本弾丸出張 |
先週は、Caltechの素粒子論研究室で、最近開発されつつあるゲージ理論の摂動計算の新手法についての研究会がありました。左はその集合写真。若い大学院生やポストドクトラル・フェローが中心となって、研究会というよりも、実際に問題を解くワーキンググループのようでした。
研究会の内容はこちらから。⇒ Amplitude @ Caltech
木曜日には、物理学教室のコロキウムで、火星探査機[キュリオシティ」の科学主任をなさっているジョン・グロヅィンガーさんの講演がありました。物理学者相手の話なので、火星の岩石の分析の結果が中心でしたが、探査機を操作する際の思いがけない問題点にどのように対処してきたかという話も面白かったです。
一昨年の夏にキュリオシティが火星に着陸したときの様子はこちらから。⇒ 火星探査機記事
コロキウムの後は自宅で夕食を取ってから、ロサンゼルス空港へ。土曜日の早朝に羽田空港に到着するはずでしたが、大雪のため滑走路の除雪が間に合わず、除雪の終わっている成田空港に迂回になりました。成田エクスプレスは30分ほど遅れましたが、東海道新幹線はほぼ時間通りに走っていたので、そのまま京都に向かって、ぎりぎりで委員会に間に合いました。
京都で一泊して、名古屋の中日文化センターでの講座『宇宙138億年の歴史』でお話をしました。カブリIPMUの村山斉機構長など6名の講師が順番に話をする講座で、私は5番目。「時空とは何か」というタイトルでお話をしました。
会場は中日ビル。私は子供の頃、両親によく屋上の回転レストランに連れて行ってもらったところなので、懐かしかったです。回転レストランは閉店しているそうで、地下のレストラン街で「味噌煮込みうどん」をいただきました。
そのまま東京に向かって、東北新幹線で仙台まで行く予定でしたが、強風のため東北新幹線が遅延。長野新幹線も止まっていたので、人が溢れていました。いつになったら乗れるかわからなかったので、月曜日の早朝に予約を変更して、東京駅で宿泊しました。
月曜日は、朝一番の「はやぶさ」で仙台へ。今度は定刻運行で、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のシンポジウムに間に合いました。東北大学の里見進学長、WPIプログラムの宇川彰副ディレクター、AIMRの小谷元子機構長のご挨拶の後、私の講演になりました。左の写真は、小谷機構長のご挨拶の様子。
今回のシンポジウムのテーマは「数学との連携による新しい物質科学の創生」ということなので、私は「物質科学の数学(Mathematics of Materials Science)」という題でお話しました。
夕方には東京に戻って、東京駅でもう一泊。今日はこれから、お台場の日本科学未来館で超弦理論をテーマにした3Dの映像作品についてご相談してから、成田空港経由でロサンゼルスに戻る予定です。
研究会の内容はこちらから。⇒ Amplitude @ Caltech
木曜日には、物理学教室のコロキウムで、火星探査機[キュリオシティ」の科学主任をなさっているジョン・グロヅィンガーさんの講演がありました。物理学者相手の話なので、火星の岩石の分析の結果が中心でしたが、探査機を操作する際の思いがけない問題点にどのように対処してきたかという話も面白かったです。
一昨年の夏にキュリオシティが火星に着陸したときの様子はこちらから。⇒ 火星探査機記事
コロキウムの後は自宅で夕食を取ってから、ロサンゼルス空港へ。土曜日の早朝に羽田空港に到着するはずでしたが、大雪のため滑走路の除雪が間に合わず、除雪の終わっている成田空港に迂回になりました。成田エクスプレスは30分ほど遅れましたが、東海道新幹線はほぼ時間通りに走っていたので、そのまま京都に向かって、ぎりぎりで委員会に間に合いました。
京都で一泊して、名古屋の中日文化センターでの講座『宇宙138億年の歴史』でお話をしました。カブリIPMUの村山斉機構長など6名の講師が順番に話をする講座で、私は5番目。「時空とは何か」というタイトルでお話をしました。
会場は中日ビル。私は子供の頃、両親によく屋上の回転レストランに連れて行ってもらったところなので、懐かしかったです。回転レストランは閉店しているそうで、地下のレストラン街で「味噌煮込みうどん」をいただきました。
そのまま東京に向かって、東北新幹線で仙台まで行く予定でしたが、強風のため東北新幹線が遅延。長野新幹線も止まっていたので、人が溢れていました。いつになったら乗れるかわからなかったので、月曜日の早朝に予約を変更して、東京駅で宿泊しました。
月曜日は、朝一番の「はやぶさ」で仙台へ。今度は定刻運行で、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のシンポジウムに間に合いました。東北大学の里見進学長、WPIプログラムの宇川彰副ディレクター、AIMRの小谷元子機構長のご挨拶の後、私の講演になりました。左の写真は、小谷機構長のご挨拶の様子。
今回のシンポジウムのテーマは「数学との連携による新しい物質科学の創生」ということなので、私は「物質科学の数学(Mathematics of Materials Science)」という題でお話しました。
夕方には東京に戻って、東京駅でもう一泊。今日はこれから、お台場の日本科学未来館で超弦理論をテーマにした3Dの映像作品についてご相談してから、成田空港経由でロサンゼルスに戻る予定です。
by planckscale
| 2014-02-18 07:34