2014年 11月 24日
ウィッテンさんのKavli IPMU訪問 |
京都賞の授賞式で日本を訪問されているエドワード・ウィッテンさんが、水曜日から金曜日の間、Kavli IPMUを訪問されました。左は、ウィッテンさんを囲んで議論をしている様子です。
水曜日には、昼過ぎに柏の葉キャンパス駅前のホテルにチェックインされた後、Kavli IPMUのティー・タイムにいらして、研究者と交流。
木曜日の朝は、「ゴング・ショー」と題して、Kavli IPMUの数理物理や数学の研究者が1人5分ずつ、自分の研究について説明をする企画をしました。
5分で話をするという例を示すために、まず最初に、私が現在進行中のプロジェクトについてお話しました。欲張って、2件のプロジェクトについてお話したので、1件2分30秒。時間が限られていた上に、5分で話す例を示すということだったので、話す内容をすべて原稿にし、予め練習してから臨みました。「ゴング・ショー」の最後には、ウィッテンさんご自身が飛び入りで、ご自身の進行中のプロジェクトについてお話になりました。
午後は、ウィッテンさんの「組みひもと量子論」と題した談話会。ティー・タイムの後は、機構長の村山斉さんがKavli IPMU全体の研究についてウィッテンさんにご説明しました。
右上は、ウィッテンさんを囲んだ夕食会の写真です。
金曜日の午前中は、研究者との自由な交流の時間。午後は、物性研究所を訪問されているシャオ‐ガン・ウェンさんの談話会に出席された後、ご自身の現在の研究についてのセミナーをなさいました。
ウィッテンさんのセミナーの題名は「ゴパクマー‐バッファ公式と大栗‐バッファ公式についての新しい視点」。私が2000年に発表した、トポロジカルな弦理論と組みひもの数学理論の間の関係について、ウィッテンさんが現在研究されていることについてもお話くださいました。この話題については、半年ぐらい前からウィッテンさんと議論を続けているので、Kavli IPMUでのセミナーに取りあげてくださったことは、嬉しかったです。
左上がセミナーの写真です。
土曜日には、物性研究所を訪問しているるシャオ‐ガン・ウェンさんご夫妻、ウェンさんのホストの押川正毅さんとともに、ウィッテンさんご夫妻を東京見物にお連れしました。下の写真は、六本木ヒルズの森タワーの屋上で撮影したものです(左から、ウェンさんご夫妻、私、ウィッテンさんご夫妻、押川さん)。
Kavli IPMUの様々な研究活動について知っていただき、研究者と広く交流していただき、また、私の研究についてもじっくり議論していただけたので、とても有意義だったと思います。ウィッテンさんご自身も、訪問を楽しまれ、満足してお帰りになったようでした。

by planckscale
| 2014-11-24 12:57









