知を磨く読書 |
先週は、4月19日(日)の毎日新聞朝刊のの読書欄に、JT生命誌研究館館長の中村桂子さんによる、拙著『数学の言葉で世界を見たら』の書評が掲載されていたことを、ご報告しました。今週は、4月27日(月)発売になった雑誌『週刊ダイヤモンド』5月02・09日合併号の書評欄「知を磨く読書」に、元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんが、「人間の限界をも教える数学」というタイトルで、書評を書いてくださいました。
拙著をご紹介にくださった後で、その話を『国家と官僚』(原英史著)の書評につなげるという、独特の視点も面白いと思いました。
ツイッターでも、『数学の言葉で世界を見たら』についての感想を拝見しています。昨日ですと、朝日新聞編集委員の高橋真理子さんが、
「数学の言葉で世界を見たら」(大栗博司)。ベイズ統計のもっともわかりやすい入門書だと思います。群論についても、「そうだったのかあ」の連続でした。
— 高橋 真理子 (@marikotkhs) 2015, 4月 26 とつぶやかれたところ、学習院大学の統計物理学者の田崎晴明さんが、ベイズの定理のところは大栗さんはちょっと性急すぎるなあというのがぼくの感想(擬陽性の説明もほとんどない)。ぼくなら、もっと噛んで含めるようにしつこくやるなあ。
ただ、ベイズの定理の丁寧な解説というのは、色々なところにあるので、ああいう風に簡潔にやるのが魅力ということもあるのかもしれない。
確率のところでは、むしろ、ギャンブルが公正なところからちょっとずれるだけで激烈な違いが出るのをありありと見せてくれたのがきわめて面白かった。
@marikotkhs @h_okumura
— Hal Tasaki (@Hal_Tasaki) 2015, 4月 26 と応答されていました。「擬陽性」については、ウェブマガジン「幻冬舎プラス」での連載の時には詳しく書いていたのですが、単行本にまとめるときに、ベイズの定理の説明をすっきりとわかりやすくするために、説明の一部を、私のウェブサイトにある補遺に移動しています。
また、三重大学で情報科学がご専門の奥村晴彦さんも、
ベイズの定理を簡単に学ぶには @PlanckScale 先生の『数学の言葉で世界を見たら』を前から読む
ベイズ統計を簡単に学ぶには @ibaibabaibai 先生の『ベイズ統計と統計物理』を後ろから読む
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) 2015, 4月 26 とつぶやいておられました。








