2015年 05月 11日
本の時間 |
カリフォルニア大学サンタバーバラ校で開かれたゲリー・ホロビッツさんの還暦記念研究会に行ってきました。ホロビッツさんは、大学院では古典的な一般相対論を研究されましたが、超弦理論から、最近はホログラフィー原理の物性理論への応用まで、幅広く活躍されています。今回の研究会は、ホロビッツさんから大学院生やポストドクトラル・フェローとして指導を受け、現在第一線の研究者として活躍されている人たちが組織したもので、心のこもったプログラムに感動しました。
さて、今週発売になった雑誌『プレジデント』6月1日号の書評欄「本の時間」に、京都大学教授の鎌田浩毅さんが、拙著『数学の言葉で世界を見たら』の書評を書いてくださいました。
鎌田さんは、地球科学の研究がご専門ですが、科学アウトリーチでも活躍されています。
第8話の虚数の解説については、
「数学者たちが虚数を受け入れてゆく様は、まるで人生の大切な場面で扉を押し開くときのようだ」
「日常からほど遠い数学の話なのに不思議と勇気が湧いてくる」
また、本書全体については、
「著者が高校生の娘へ数学の面白さを語り始めた途端、「あの数学」に対する評価はガラリと変化した」
「「使い手の立場」からみた数学が縦横無尽に語られ、「数学が人生を明るくする」事例の数々に感動するに違いない」
と書いてくださいました。
「数学は人生を明るくする」というご感想は、まさに私が伝えたいと思っていたことでした。ありがとうございました。
by PlanckScale
| 2015-05-11 12:52









