2015年 07月 15日
ギリシャ その5 |
前回は、青銅器時代のクノッソスとミケーネを訪問した話を書きました。紀元前1200年ごろにミケーネ文明が滅びると、ギリシャはいわゆる暗黒時代に入り、ホメロスが叙事詩『イリアス』や『オデュッセイア』を書くころまで続いたそうです。紀元前800年ごろには、農業の生産性があがり、貴族層の都市部への移住により、ポリスが形成されます。
特に、アテネは民主主義が誕生したことでも有名です。拙著 『数学の言葉で世界を見たら』 のあとがきに、
「数学と民主主義は、どちらも古代ギリシアで誕生しました。数学は、宗教や権威に頼らず、万人に受け入れられた論理だけを使って、真実を見出す方法です。上から押しつけられた結論を受け入れるのではなく、一人ひとりが自分の頭で自由に考え判断する。このような姿勢は、民主主義が健全に機能するためにも必要です。数学と民主主義が、ほぼ同時代に同じ場所で現れたのは、偶然ではないと思います。」
と書いたので、アクロポリスのパルテノン神殿の前 (左写真上) と、政治・経済・文化の中心だった古代アゴラ (左写真下) で、記念写真を撮りました。
アテネ滞在後は、国際会議開催地のナフプリオンに向かう途中で、コリントスの遺跡にもよりました(右の写真)。コリントスは、ペロポネソス半島の付け根という交通の要地にあって、経済的に繁栄し、アテネのライバルでもあったそうです。
コリントスというと、高校の歴史の時間に、古代ギリシア建築における三大建築様式として、ドーリア式、イオニア式、コリント式があるとならったことを思い出します。確かに、右写真上のようなコリント式の柱がありました。
ただし、右写真下のアポローン神殿の柱はドーリア式でした。
ナフプリオンでの国際会議の集合写真をいただいたので、これも貼っておきます。

by PlanckScale
| 2015-07-15 12:25









