2016年 03月 06日
エルサレムで75歳のお祝い |
先週は、Caltechのウォルター・バーク理論物理学研究所で、F‐理論の国際会議を主催していましたが、最終日の金曜日は欠席してイスラエルに出張しました。
翌々日の日曜日からエルサレムのヘブライ大学で開かれた、デイビッド・グロスさんの75歳の記念シンポジウムの初日に講演をするためです。上の写真は、シンポジウムのバンケットで撮りました。
グロスさんは、ゲージ理論の漸近自由性の発見に対しノーベル物理学賞を受賞されています。過去半世紀の場の量子論や超弦理論の発展で指導的役割を果たしてこられた理論物理学者です。
私が初めてグロスさんにお会いしたのは、ちょうど30年前で、富山市で大統一理論の国際会議が開かれたときでした。以来、様々な場面でお世話になりました。共著の論文も2本あります。今回は記念シンポジウムの初日に講演をさせていただけて、光栄でした。
私の講演の様子は、Youtubeで見ることができるので、ここにも貼っておきました。
グロスさんの75歳記念ということで、素粒子論の主だった研究者が集まり、とてもレベルの高い会議でした。講演の質とともに、その幅の広さ、また講演の後の質疑も充実していました。私にとっても、勉強になる会議でした。
会議の合間には、共同研究者と議論をしたり、また旧友たちとエルサレムの町を散策したりしました。左の写真は、エルサレムの市場の近くの食堂で撮りました。
今週はCaltechに戻っています。週の後半には、ウォルター・バーク理論物理学研究所が共催する「一般相対性理論100周年記念シンポジウム」が予定されています。重力波に関する講演も5つ予定されています。ちょうど、先月LIGOが重力波の直接観測を発表したばかりなので、とてもよいタイミングになりました。
翌々日の日曜日からエルサレムのヘブライ大学で開かれた、デイビッド・グロスさんの75歳の記念シンポジウムの初日に講演をするためです。上の写真は、シンポジウムのバンケットで撮りました。
グロスさんは、ゲージ理論の漸近自由性の発見に対しノーベル物理学賞を受賞されています。過去半世紀の場の量子論や超弦理論の発展で指導的役割を果たしてこられた理論物理学者です。
私が初めてグロスさんにお会いしたのは、ちょうど30年前で、富山市で大統一理論の国際会議が開かれたときでした。以来、様々な場面でお世話になりました。共著の論文も2本あります。今回は記念シンポジウムの初日に講演をさせていただけて、光栄でした。
私の講演の様子は、Youtubeで見ることができるので、ここにも貼っておきました。
グロスさんの75歳記念ということで、素粒子論の主だった研究者が集まり、とてもレベルの高い会議でした。講演の質とともに、その幅の広さ、また講演の後の質疑も充実していました。私にとっても、勉強になる会議でした。
会議の合間には、共同研究者と議論をしたり、また旧友たちとエルサレムの町を散策したりしました。左の写真は、エルサレムの市場の近くの食堂で撮りました。
今週はCaltechに戻っています。週の後半には、ウォルター・バーク理論物理学研究所が共催する「一般相対性理論100周年記念シンポジウム」が予定されています。重力波に関する講演も5つ予定されています。ちょうど、先月LIGOが重力波の直接観測を発表したばかりなので、とてもよいタイミングになりました。
by PlanckScale
| 2016-03-06 14:07