2016年 06月 22日
最優秀教育作品賞 |
私が監修をした3D映像作品『9次元からきた男』が、国際プラネタリウム協会の2016年度最優秀教育作品賞(Best Educational Production Award)を受賞することが決まりました。チェコ共和国のブルノ天文台で、国際プラネタリウム協会が開催したフルドーム・フェスティバルで、15か国から出品された66作品が上映され、国際審査委員会によって授賞作品が選ばれました。
授賞理由(和訳)は以下のようになっています:
「国際審査委員会は、宇宙や「万物の理論」に関する最も複雑かつ深遠な疑問について、新鮮な見方を提供し好奇心を刺激したことを評価して、『9次元からきた男』への授賞を決定した。ストーリーは非常に魅力的で観客を引きつけるものがあり、思わず身を乗り出すような作品である。映像や音楽は教育的な側面を引き立たせ、フルドームの環境を創造的に活用している」
『9次元からきた男』が受賞する最優秀教育作品賞は、国際プラネタリウム協会の最も権威のある賞だそうです。しかも、今回は国際審査委員会の全会一致の決定だったそうです。
世界の名だたる科学博物館やプラネタリウム、映像制作会社が出品した66作品の中から、国際審査委員会によって選ばれたことをとてもうれしく思います。科学の内容を正しくしかも楽しく伝えようとした私たちの努力が認められたのだと思います。清水監督をはじめとする映像クリエータの皆さん、未来館のスタッフの皆さんに感謝します。この作品が、日本の将来を担う若い人々に科学の素晴らしさを伝え、国民の科学リテラシーの向上に、さらに貢献していくことを希望します。
授賞式は、6月23日に、ポーランドのワルシャワ市で開かれる国際プラネタリウム協会の総会で行われる予定です。
今回の受賞については、現代科学論・科学コミュニケーション分野がご専門で、東京大学の広報戦略本部・広報戦略企画室副室長でもある、横山広美准教授から、
「「9次元から来た男」は、理論物理学者が頭に描く9次元の世界をみごに表現しています。日本の研究広報は高いレベルにありますが、国民の視点で楽しめる高品質の映像コンテンツはまだ多いとはいえません。その中でこの作品が大栗博司主任研究員によって監修され、世界でも高く評価されたことは非常に喜ばしく、日本のみならず世界の研究広報にもよい影響が波及することを期待しています」
というコメントをいただきました。
東京大学のKavli IPMUと未来館もプレスリリースを出してくださいました:
⇒ Kavli IPMUのプレスリリース
⇒ 未来館のプレスリリース
by PlanckScale
| 2016-06-22 14:05









