2016年 12月 03日
シュワルツさんのお祝い、未来館でのお祝い、台湾、TBSラジオなど |
先々週には、Caltechで私が所長をしている理論物理学研究所の主催で、ジョン・シュワルツさんの75歳の誕生日をお祝いするシンポジウムを開きました。シュワルツさんは超弦理論の創始者のひとりなので、グリーンさん、ブリンクさん、ヌブーさん、シュワルツさん、グロスさんなど、この分野を開拓してきた方々が勢ぞろいしました。
マルダセナさん、ザイバーグさんのような指導的な研究者から、コマルゴフスキーさんや立川裕二さんのような新進気鋭の研究者の講演もあり、シュワルツさんご自身も 「最も素晴らしい会議だった」 とおっしゃってくださいました。
上の写真は、バンケットの様子。
私は主催者でしたので、バンケットの最初に乾杯の挨拶をさせていただきました。
また、先月発表したばかりの「拡張された超対称性の量子異常」について講演もしました。
シンポジウムの講演ビデオやバンケットの写真は、理論物理学研究所のウェブサイトから見ることができます。
⇒ シュワルツさん75歳記念シンポジウム・ウェブサイト
シンポジウムの翌朝に飛行機に乗って東京に。TBSラジオでインタビュー収録の予定でしたが、飛行機が遅れたので、赤坂のTBS放送センターに着いたのは、収録開始の5分前でした。理系の話題について研究者にインタビューをする「夢★夢エンジン」という番組で、インタビュアーは松尾貴史さんと加藤シルビアさん。加藤さんはお茶の水大学で物理学を専攻されたそうです。
右の写真はインタビューの様子。
放送は年明け1月の予定です。
東京に着いた翌日には、台北に。車で一時間ぐらいの新竹市(台湾のシリコンバレーだそうです)にある國立清華大學の國家理論科學センターで特別講義をしました。右の写真は、講義の後の夕食会。中央は理論科學センター長の朱創新さん。朱さんは、私が1994年にカリフォルニア大学バークレイ校の教授に着任したときに大学院生でいらして、それ以来のお付き合いです。
清華大學での講義の翌日は、帰りの飛行機まで時間があったので、空港の近くの國立故宮博物院に行きました。22年ぶりの訪問で、中華文明の神髄を堪能しました。
日本にもどってからも、研究や様々な行事が盛りだくさんでした。思い出深かったことのひとつは、日本科学未来館を訪問して、科学監修としてお手伝いをした3次元映像作品『9次元からきた男』の、国際プラネタリウム協会の最優秀教育作品賞と先進映像協会のベスト・プラクティス賞のお祝いをしたことです。
右の写真は、ベスト・プラクティス賞の副賞の立像を拝見しているところです。映画のアカデミー賞のオスカー像を製作している会社のものだそうで、持ち重みがありました。
未来館でお祝いをした後は、羽田から飛行機でロサンゼルスにもどりました。
今週は、秋学期の最後の講義が終わって、少しくつろいでいるところです。
しかし、明日からはまたニューヨーク出張です。ニューヨークでの講演の準備ができたので、ブログ記事を書きました。
by PlanckScale
| 2016-12-03 16:22









